2003年10月の日記 |
2003年10月31日(金)
ごん「あの、一つよろしいでしょうか?」 団長「どうぞ」 ごん「確か最初に“日記を始める!”と豪語してたと思うんですけど、もう2日も飛んでますけど」 団長「あ、きみにはちょっと難しかったか。豪語というのはオーストラリア語のことなんだよ、グッダイ」 ま、日記の頭に(かなり毎日)と書いてあるのにほんまに毎日書いたのでは「タイトルに偽りあり」となってしまうので、やむなく飛ばしたと言っておこう。ウソだけど。 さてと、今日は朝5時半に起きて6時半に家を出て7時過ぎに大学到着。大学祭のうどん店のオープンである。正式には火曜日にも書いたけど、四国学院大学カルチュラル・マネジメント学科フェスタプラクティカム大学祭グループのうどん店「躍るうどん天国しこしこ麺屋」である。ちょっとはずかしい。とにかく、ほんのちょっとしか練習をしていない学生連中がダシも生地のばしも切りもゆでも、注文受けも厨房オペレーションもレジもやるのだから不安いっぱいなのだが、いきいきうどんの宮武讃岐製麺所から助っ人宮谷さんが来てくれるからたぶん大丈夫。私はベンチに座ってデキの悪いうどんが出たら机をガン! とか蹴ってたらいいという役割である。 団長「監督やからね」 ごん「監督が違います!」 それにしても初日の今日は事前告知のおかげでよっけ取材に来てくれました。KSB、RNC、朝日新聞、読売新聞、四国新聞…。しかもKSBでは、私の出ている「スーパーJチャンネル」のミニコーナーでも扱ってくれるということで、夕方3時半頃、私は店の後を学生達に託して高松に帰り、4時52分、本番3分前にKSBのスタジオに入ったのである。番組はトントンと進み、「FOMAで似てるクイズ」というコーナーが始まった。このコーナーは香川県のいろんな所へレポーターの井戸くんが出かけ、そこからドコモの「FOMA」で生中継をするというもので、その中継先で「出演者たちの一人が有名人の誰に似ているか」というクイズを出すのである。で、今日の中継先が、私がさっきまでいた大学祭のうどん店なのである。 スタジオにはメインキャスターの多賀さんと本庄さんと私。コーナーが始まると、モニターに学生たちが映りました。 井戸「今日は四国学院大学のうどん店に来ています。代表で柘野若菜さんにお話を聞きます」 多賀さんがスタジオから呼びかけた。 多賀「柘野さーん」 柘野「はいー」 多賀「田尾先生はどんな先生ですかー? 優しい先生ですかー? 怖い先生ですかー?」 柘野「おもしろい先生ですー」 田尾「選択肢にないやないか!」 続いて多賀さんが、お決まりの「誰に似てますか?」の呼びかけをした。実は今までこのコーナーで何人も何人も出たのだが、多賀さんの「あなたは有名人やタレントで誰に似てると言われますか?」の質問にですね、皆さん何というか…なかなかしっかりというか…モニターで見てて「島田珠代かな?」と思ってたら「広末涼子です」とか答えたり…そういう方々がほとんどだったので、うちの女子学生は一体自分をどう言うのか、ちょっとハラハラして見ていたのである。そしたらあーた。 多賀「柘野さんは有名人とかタレントの誰に似てると言われますかー?」 柘野「有名人とかじゃないんですけどー、おそまつくんに出てくるニャロメに似ていると言われます」 田尾「あっはっは!」 多賀「じゃ、その隣の方、お名前は何とおっしゃるんですかー?」 氷上「氷上智佳です」 多賀「智佳さんはタレントの誰に似ていると言われますかー?」 氷上「タレントとかじゃないんですけどー、ラクダに似ているって言われます」 田尾「あっはっはっは!」 いや、似てるからおかしいんじゃなくて、予想外かつお見事なスカし方に拍手をしたい! という笑い。ええぞー、柘野、氷上。後で聞いたら、神野先生のアシストだったらしい。グーです(笑)。うどん店は、今日はオペレーションちょっともたついたけどみんなこれまた予想外の活躍。明日は今日よりうまいことやろうなー。
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2003年10月28日(火)
いよいよ明々後日、10月31日から四国学院大学の大学祭で、カルチュラル・マネジメント学科の女子学生を中心に10数人のスタッフによるうどん店のオープンである。何でこんなことになったのか、話せば長いので短く書くことにしよう。 実はこれ、授業の一環なのである。今年4月に新設されたカルチュラル・マネジメント学科には「フェスタ・プラクティカム」という実践演習科目があって、県内のまつりやフェスティバル、あるいは大学祭を題材に調査や実践を通じて文化のマネジメントにアプローチするという目的で、学科の学生がチームに分かれていくつかの実践をやるというものであるが、その中の「大学祭マネジメント」の初歩プログラムで「うどん店の実践」をやることになったのである。で、チーム分けをするために学科内で希望を募ったら、女子学生のほとんどが「大学祭うどん店」チームに集まってしまったと。理由はわからん(笑)。いずれにしてもその結果、本邦初、「女子大生のうどん店」という、どうなることやら企画になってしまったわけだ。 ちなみにこの夏休み、メンバーの女子学生(男子学生も数人)たちは大学のすぐそばにある「こがね製麺所」で大将の計らいによりうどん作りと接客の修業を積んだから、まるでいい加減なお遊び企画というわけでもない。でも、どうなることやら(笑)。メンバーは、店長中尾倫子。渉外担当大西真紀子。フロアマネジャー金森愛未。うどん打ち担当 柘野若菜、木村清美、本信拓也、ゆで担当河田優花、あと、山田ゆかり、杉山奈津子、堀川晴代、門脇理絵、篠崎浩美、氷上智佳、森松慎也、新延啓吾、山下敦史。現場監督、私。ヘッドコーチ、いきいきうどんの福田社長。製作総指揮、神野先生。広報担当、上村先生。麺通団メンバーは、ごんと長谷川君、手伝いに来てくれ。ほな。 開店日…10月31日(金)、11月1日(土)、2日(日) 営業時間…10:00〜玉切れまで 場所…四国学院大学キャンパスの芝生広場の隅っこのプレハブのとこ
<本日のお食事> (朝)抜き。 (昼)千趣会の山下のうどんを釜あげぶっかけにして1玉。 (夜)家で夕食。
<本日お会いした主な方々> ヤスユキ。
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2003年10月27日(月)
先週ねっくから電話がかかってきて、あ、ねっく言うのは高松一高出身で、一高時代に「想呂家落語会」とかいう落研に入っていて、その時の芸名が「想呂家ねっく」という本人は消したい過去なのであるが、同じく落研の一年先輩に「想呂家はなぢ」という人物がいて、何を隠そうこの人が南原清隆ことナンチャンなのであるがナンチャンも忘れたい過去かもしれない(笑)。で、ねっくは卒業後、大学で曽川習字(高校時代は私が編集長をやっていたタウン情報誌の名物投稿者で、その後ホリプロに入ってつぶやきシローのマネージャーをやったりしながら、まだホリプロにいるはず)と組んで漫才を始めて、「お笑いスター誕生」で何週か勝ち抜いたり横山やすしがやっていたお笑い番組に出たりしていて、その後、渡辺正行についたりしながら放送作家になって、ナインティナインのオールナイトニッポンとかをやったりしながら今日に至る、と。去年は本名の名前部分をカタカナにした「小西マサテル」で「ゆでたまご氏」と共同でミステリー仕立ての『キン肉マン世SP』という小説を出したりして、と。ちなみに想呂家落語会も曽川習字も、私が編集長時代にはよく一緒にイベントに出たり遊んだりしていた仲間なのである。 そのねっくからの電話は、彼が担当しているラジオ番組への出演依頼であった。 ねく「社長ー(ねっくは私のことをまだ社長と呼ぶ)、ちょっとスケジュールを確認したいんやけど、朝の5時半頃って、何かスケジュール入っとる?」 団長「入っとるかい!」 ねく「ま、入ってないわな、普通(笑)」 そんな早朝に、電話出演で10分足らず、ラジオの生放送でうどんの話をしてくれという依頼であった。 団長「内容は?」 ねく「前に笑福亭鶴光師匠と対談でうどんの話してもろたやん。あの時の話とほぼ同じでかまん」 団長「お前、なんぼ何でも同じ話はいかんやろ」 ねく「いやー、社長ももうこんだけようけ出演依頼が来るんやから、同じ話何回しても平気にならないかんでしょう、芸人として」 団長「誰が芸人じゃ!」 ねく「とりあえず僕がだいたいのやりとりを書くけん。讃岐うどんブームがかくかくしかじかで、大阪のうどんと東京のうどんと讃岐うどんがかくかくで……」 団長「お前しゃべれるやんか。やってくれ。俺、そんな早い時間、寝よるが」 ねく「ダメですよ。ほな何か新ネタやってもええから」 団長「讃岐うどんブームの3大脇役トッピングいうのがあってな」 ねく「ほうほう」 団長「ちくわ天とゲソ天と半熟タマゴ天なんやけど、これがブームでムチャクチャ売れて、香川では大変なことになっとる。まず、ちくわ天の原材料が足りんようになって、今、瀬戸内海の小魚が絶滅寸前らしい」 ねく「ええなええな(笑)」 団長「ゲソ天は知っとるの? ゲソが売れすぎて、今、香川でイカの胴が余っとるいうの」 ねく「あっはっは! 知らんかった! ま、ウソですけどね」 団長「タマゴやってムチャクチャ売れて、今、香川のニワトリ体調崩しとるがな」 ねく「朝とか元気よく鳴かんのですか」 団長「朝になってもコケー、とかしか言わん」 ねく「ええですねー、それ。ウソですけどね」 だいたいこういうのはネタ出しの時が一番テンション上がるのである、経験上。明日の朝5時30分、家の電話の前でスタンバイだって。起きられるのか。 夜10時前、約1カ月ぶりにアップタウンへ行ったらマスターとねえちゃんと牛乳屋さん。声帯ポリープが倍になるぐらいしゃべってきた。ダメやん。
<本日のお食事> (朝)家で朝食。 (昼)抜き。 (夜)家で夕食。
<本日お会いした主な方々> 漆原先生、真鍋助手、中尾、柘野、大西、堀川、氷上他(以上学生)、アップタウンのマスター、ねえちゃん、牛乳屋さん。
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2003年10月26日(日)
麺通団メンバーはいつもバカ話ばかりしているように思われているようだが、大きな間違いである。仮にも教授が団長をしているのだから、普段はもう周りで聞いてても意味がわからんような高尚なる、アカデミックなる話ばかりしているのであるが、その中のわずかな息抜きのバカ話だけを表に出しているので、そう思われるのであろう。しかし実は我々の間ではしょっちゅう、人類永遠のテーマとも言える重大な案件が話題に上るのである。 団長「北半球と南半球では、排水口なんかに流れて行く水の回り方が逆や、とか言うやん」 ごん「言いますわな。コリオリの力がどうしたとかね」 団長「俺ら、アカデミックやなあ。はっきり言うて、そんじょそこらの井戸端会議で“コリオリ”という言葉なんか出て来んよ」 J「確かブラザー・コーンでしたっけ?」 団長「そうそう、♪コリオリオリオーって……ちゃうわい!」 ごん「あの、アカデミックですから」 団長「ほんまにもー。それでや、逆回りっちゅうとこまでは小学生でも言うやつおるわな」 ごん「おりますね」 団長「ということはや、例えば船に乗って、船の中の流しで水を流しながらオーストラリアへ行ったら、赤道を越えたあたりで水が逆回転になる瞬間が見られるいうことか」 ごん「そらまあ、そういうことになりますわな……。あんた、やっぱり思考回路ちょっと普通の人と違う」 団長「ということはや、船に乗って水流しながら赤道上を横に走ったら、水はずーっとダダ漏れ?」 こんな話を昔してたら、当時のタウン誌の読者から「田尾さんが言ってたので、先日社員旅行でオーストラリアに行った時、数人で実験をして確認してきました。流しに水をためて、みんなが見つめる中、栓を抜いたら水が回りながら流れていったのですが、そこで“日本はどっち回りや?”と聞いたら誰も知らなくて、実験は失敗に終わりました」というレポートが(笑)。 さて、なぜ急にこんなことを書いたかというと、昨日、物語は急展開を見せたのである。昨日、RSKのロケで「さぬきこどもの国」へ行った時、人口の水の流れる小さな川の横を歩いていたら、一番下の所に水がたまって、回りながら水が排水溝に流れ込んでいる。見ると、左回りだ! 時計の反対周りだ! 団長「よし、これで日本の水の回り方が判明した。急展開。人類の科学の大前進じゃ」 ごん「さ、Jさん、帰りますか」 J「つき合うてられん」 * えー、本日は終日、デスクワークをしておりました。書き物やら企画ものやら講義の準備やら。すると昼頃、「おっちゃんおるん?」という電話がかかってきました。家内の弟の子ども(高校3年)のヤスユキから。「おるぞー」言うたらうちにやって来て、 ヤス「推薦入試のなー、志望動機いうの書かないかんのやけど、どう書いたらポイント高いんかわからん」 団長「論文みたいに書くんか?」 ヤス「えーと、この用紙のここ…」 団長「どれ? 何や、9行しかスペースないやんか。これぐらいならきれいな文字で誤字脱字なしに読みやすく書いとったら予選通過じゃ」 ヤス「でも内容とか…。先生が志望動機が重要やとか言うし…」 団長「とりあえず3つぐらいのブロックで構成しとけ」 ヤス「構成って?」 団長「例えばやな、自分の目指すもの、その大学の環境、ピッタリ合うので是非行きたい、で3つのブロックじゃ。1ブロックたった3行。簡単」 「人生の幸福」が目標なら「斬新な視点」をご教授してやってもよかったのだが、「合格」が目標ならこうかなあ…と。ま、大丈夫よ。
<本日のお食事> (朝)家で朝食。 (昼)家で朝食。 (夜)ゆめタウンの「香港ガーデン」で中華のバイキング。
<本日お会いした主な方々> ヤスユキ。
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2003年10月25日(土)
朝8時、香南町のJA産直の店(要するに朝市だ)に集合。香川県の観光PR番組「田尾和俊の讃岐うどんワールド」(俺がつけた番組名ちゃうぞ!)の第3回の収録である。ま、年に4回(再放送を入れると8回)の30分番組やけどね。内容は、うどん店を巡りながら間に小ネタの遊び場を挟んでいくというもので、今日のロケはこの産直の店〜谷川製麺所〜さぬきこどもの国〜宝山亭〜香川歴史民俗博物館というコースが組まれていた。 産直に行ったら辛抱できない私がアナゴのタレ焼きとそばせんべいと「とろろスルメ」なる怪しいつまみとカキ5個を買ってしまって、2カ所目の谷川製麺所。すごいなあ、昼頃になるとこんな深いところまで次々に車が入ってきて客が途切れへん。そのうち私らを見つけたおっちゃんやおばちゃんやグループが「あんた、あれやな? うどんのあれやな?」とか声を掛けてくる。「千葉から5人で来ました」とか。そんな中、岡山から来たという4人組(男2人、女2人)につかまっちゃいました。こっちは私と中村リポーター。 中村「あの、みなさんはどんなご関係ですか?」 岡1「同じアパート仲間」 団長「何じゃそりゃ」 岡2「同じアパートの夫婦2組です。私とこれ、こっちとこっち」 岡3「夫婦入れ替わってるやん!」 団長「よその奥さんとペア組んだらいかんがな。あなたとこの人、この人とこの人の組み合わせやろ?」 岡2「それ、男同士やがな!」 岡1「それがね、同じアパートなんで話をしてたら、偶然、こちらのダンナの知り合いが私の知り合いと同じ人だって、もうびっくり」 中村「世間は狭いですねえ。どこかで何かつながってたりしますねえ」 団長「これ、知り合いとかいっぱい出してたら僕らとこの人らもどっかでつながったりして(笑)」 とか言ってたら、向こうに石原Dが見えた。 団長「あ、あそこにおる人、RSKのディレクターな。ディレクターやのに、うどんの番組になったら必ず画面のどこかに出てるという。石原さん岡山やから、きみらと何かつながってるかもしれんで」 私は石原Dをこっちに呼んだ。そしたら岡山1(女性)がいきなり言った。 岡1「私の友だちが以前、RSKでバイトか何かしよったんよ」 石原「誰?」 岡1「松○言うんやけど」 石原「まっちゃんかい!」 岡1「えー! 知ってるんですか!」 石原「あいつなあ、あの後、ニューヨークに行って。あ! まっちゃんニューヨークで一緒に仕事してたの、あの人。田尾さんの知り合いでニューヨークに行ってる女の人おるやろ!」 団長「西岡?」 石原「そうそう! まっちゃん、西岡さんと友だち」 岡1「田尾さん、その人と知り合いなんですか?」 団長「知り合いも何も、西岡は僕がタウン情報の編集長しよった時の副編集長やがな」 岡1「うわー! ほんまにつながった!」 人と会うのはほんまにおもろいなあ。この日は谷川のあのイノシシを撃ってきてダシに入れるというお父さんにも会って、あの日本で2番目に辛いここの唐辛子の畑まで連れて行ってもらって、テレビの画的に私が生の唐辛子をちぎってかじることになって、かじったら口から火を噴いて(アンビリーバボーな辛さ!)、中村リポーターにも「かじれ」言うたらちょっとかじって、 中村「あれ? 辛くない…」 いうてさらにガジガジと半分くらいかじった後、10数秒後に口から溶岩を噴いていた。夕方、本日のロケ終了につき解散。帰ったら取材依頼が2件入っていた。そのうちの1件が、週刊新潮のゴルフのコラム。何で俺がゴルフやねん! 確かに牛乳屋さんよりはうまいけど。
<本日のお食事> (朝)家で朝食。 (昼)谷川製麺所で「しっぽく小」。香南町JAの店で柿4分の3個とアナゴ1匹の片身の3分の2。 (夕方)宝山亭で「打ち込みうどん小」。 (夜)抜き。 (夜中)菓子パン1個。
<本日お会いした主な方々> RSK石原D、リポーターの中村さん、カメラクルーのみなさん、県広聴広報課の真鍋さん、取材先のいろんなおっちゃん、おばちゃん、うどん巡り客たくさん。
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2003年10月24日(金)
にわかに信じられないのだが、ごんが言うからとりあえず読者に真を問うことにしよう。 9月末のある日、ごんが東京へ行った時のことである。夕方6時頃、ごんが京王プラザホテルのフロントでチェックインをしたところ、ホテルのおねえさんが「荷物をお部屋までお持ちします」ということで、部屋まで案内された。エレベーターに乗って部屋の前に来たら、おねえさんが「こちらでございます」と言ってカードキーを差し込んで、ドアを開けて中へ入ったところ、何か様子がおかしい。ふとベッドを見ると、何とベッドに金髪のおねえちゃんが入っているではないか! 金髪のおねえちゃん、ごんと目が合って「オウ!」って。ホテルのおねえさんに「お連れさんですか?」と言われて、ごんが否定したら「申し訳ありません」と言って別の部屋に案内されたらしい。あれは一体何だったのか? とごんが言うのだ。 ごん「チェックインの時にはフロントでちゃんと応対されて、予約も部屋番号も確認されて、カードキーもホテルの人がフロントから持って部屋まで行ったわけですから、部屋を間違ったとは思えんのですよ」 団長「お前なー、チェックインする前からおねえちゃん呼ぶなよ」 ごん「誰がそんなことしますかいな! ほんまに何が起こったんかわからんのですよ。ホテルの人も目が点になっとったし」 団長「ふーむ。とすると、考えられる状況は、4つやな」 ごん「何ですか」 団長「お前な、昨日も言うたやろ? すぐに答を求めるなって」 ごん「何かヤな予感がするんですが…」 団長「正解を次の4つの中から選びなさい」 ごん「またですか!」
イ…チェックインする前からきみが金髪のおねえちゃんを部屋に呼んでいた。 ロ…よく見ると金髪のおねえちゃんは体の厚さが2ミリぐらいで、ドアの下の隙間から部屋に入り込んでいた。 ハ…ルームメイドのおばちゃんが、シーツに金髪のおねえちゃんがくっついているのに気づかずにベッドメイクをして、鍵をかけてしまった。 ニ…007がホテルの部屋に入ったら金髪のおねえちゃんがベッドにいたりするように、別に不思議なことでも何でもない話だ。
ごん「正解が見当たりません! てゆうか、私は呼んでませんって!」 団長「ここでドロップアウトすると2万円を置いていかなければなりません。ライフライン使う? フィフティフィフティ?」 ごん「どうせ全部消えるんでしょ!」 団長「では、コンピューターが消します!」
イ…チェックインする前からきみが金髪のおねえちゃんを部屋に呼んでいた。 ロ… ハ… ニ…
ごん「呼んでないっちゅうに!」
またアホな話で行数を使ってしまったが、謎は解明されないまま今日に至る。 さて、今日も朝から大学で講義1本、ミーティング3本のびっしりスケジュール。16:00頃、一旦家に帰ってメール数本に返事書いて、16:55からKSB「スーパーJチャンネル」のレギュラー生出演で19:00まで。帰って「文化人講座単行本24巻」のコメント修正やら何やら仕事いっぱいあるのに、阪神のおかげで日付が変わってしもたやないの。明日は(今日か)早朝から、RSKの石原Dらと一緒に終日県の観光PR番組のロケ。空港周辺からあちこち行くらしいです。ちょっとだけ本読んで寝よ。今読んでるの、曾野綾子の「アラブのこころ」の文庫本。
<本日のお食事> (朝)家で朝食。 (昼)清水屋で「かけ小」といなり1個、ちくわ天。2日連続だ。大学のすぐそばにあるので、時間がない時に重宝するし、うまいし。 (夜)家で晩ごはん。
<本日お会いした主な方々> 橋本先生、村田先生、学務課の方々、学生たくさん、福田社長(宮武讃岐製麺所)、多賀さん、本庄さん他KSBスタッフ、岩井志麻子さん。 このコーナーを見た勝谷さんからメールで「もう誰もこわくて田尾さんに近づけませんで」って(笑)。そうかー、会った人をここに書いたら奥さんに「あれ? うちの人、東京出張や言うとったはずやのに」とか発覚して家庭が冬のベーリング海になる人が出るかもしれんのか(笑)。出んか。出んよなー。
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2003年10月23日(木)
遅ればせながら、「東京麺通団」からのお知らせ。 10月26日(日)より、営業時間が「朝10時〜深夜2時」に変更になります。
「東京麺通団」の店には、すでに10月20日から営業時間変更のお知らせを掲示してあるのだが、本サイトでの告知が遅れたのは「私がHP更新の連絡を怠けていたから」というアゴの外れそうな理由からである。すんません。 さてそういうわけで、巷では「東京麺通団」営業時間変更の理由について憶測が飛び交っているらしいので、私が正しい理由を、「次のうちから選べ」というクイズにしたいと思います。 ごん「正しい理由を言うんちゃうんですか!」 団長「ええか、そんな何でもすぐに答をもらおうという了見では、正解のない実社会で健全なる成長はできんのや」 ごん「ほんまにああ言えばこう言う」 団長「ええからとにかく次のうちから選びなさい」
イ…団長名物の「名誉ある撤退」が始まった。 ロ… オープンチラシを火であぶったら「24時間営業」の下に(ただし1カ月だけ)という文字が浮かび上がってくる。 ハ…断食月に入った。 ニ… 深夜2時から店内で鶴が機を織っている。
団長「以上」 ごん「あの、正解らしきものがどうも見当たりませんが…」 団長「ライフラインあるよ」 ごん「うー……じゃ、フィフティフィフティで」 団長「それでは、コンピューターが消します」
イ… ロ… ハ… ニ…
ごん「全部消えてるじゃないですか!」
ま、冗談はさておき、現役も含めた会社社長経験者5人を擁する首脳陣が、開店1カ月の状況分析を元に継続的なベターサービスの提供と製麺所型テイストのコンセプト確立とDCF(ディスカウントキャッシュフロー)6〜8%の3つを守るべく検討をした結果、まず打つべきはこの線ではないか、ということになったのである。 ごん「つまり、どういうことですか?」 団長「この1カ月のいろんな所からのクレームやご批判やご文句を解決していくために、お店にちょっと時間をもらうのが当面の一番の近道だという結論になったの」 すんません、夜中から明け方専門に来てくださっていたお客様には大変申し訳ありませんが(勝谷さんとか・笑)、ちょっと時間をもらって、いろいろ改善しながらがんばって「讃岐の製麺所型の空気のここちよさ」が充満するような店を目指していきますので、何とぞよろしくお願いします。 ふー、もう日付とっくに変わってるのに、今から明日の講義の準備せないかん。
<本日のお食事> (朝)家で朝ごはん。 (昼)清水屋で「かけ小」とおにぎり1個、いなり1個、エビ天。 (間食)菓子パン2個。 (夜)家で夜ごはん
<本日お会いした主な方々> 橋本先生、神野先生、真鍋助手、学生たくさん、ごん
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2003年10月22日(水)
今日は学部教授会と学科協議会のダブル。内容は秘密だ、当たり前やけど(笑)。早めに会議室に入ったら伊藤先生(同じ学科の若手教授)がいたので、後期の「カルチュラル・マネジメント概論」の採点をどうするか相談していたら、ベドロー先生が入ってきた。 ベド「何?」 伊藤「後期の概論のね、学生の評価をどうやるか。後期は田尾先生がメイン担当なんで…」 田尾「例えば担当の先生一人一人が……」 ベド「えーと、それは…」 伊藤「ペラペラペラ…ペラペラ…」 ベド「オー、アイスィンクペラペラペラ……」 伊藤「あー、ペラペラペーラ、ペラペラ…」 俺は蚊帳の外かい!(笑)
英語、ペラペラになりたいなあ。 東京麺通団がオープンして間もない頃、パロットのマスターと一緒に店に入っていたら天ぷら売り場の所で外国人の客が天ぷらを選んでいて、その外国人がこっちに向かって何か言った時、あの英語は「ゼアラー」しか知らないはずのパロットのマスターが「アズユーライク」言うたのを聞いて目が落ちそうになったのである。ま、「アズユーライク」の後に小さく「やな」が付いていたのでまだちょっと安心しているのだが、しかしあのパソコンとイトコンの区別が付かなかったマスターがこれだから、東京は恐ろしい。 2週間ほど前のことである。ベドロー先生から英語でメールが来て、必死で解読したら「今度のプラクティカム入門の講義は私とミスター・タオの担当になっているのだが、月曜日に打合せをしよう」という内容で、しかし月曜日は私は東京行きなので神野先生に電話で代わりを頼んで、その旨をメールでベドローさんに返すことにしたのである。その日の夜、私は高校2年の娘を呼んだ。 田尾「あぶー(娘の愛称。愛称というには言葉の響きが悪いので本人は嫌がっている)」 あぶ「なにー」 田尾「ちょっと来てくれ」 あぶ「えー」 田尾「ええか、今からお父さんはベドローさんにメールをする。英語で書くけんチェックしてくれ。内容はの、月曜日は私は東京なので打ち合わせできない。そこで代わりにと神野先生に電話をしたら神野先生が授業の案があるというので、神野先生と連絡を取って打ち合わせしとってね。いうこっちゃ」 あぶ「そんなん、単語並べとったらわかってくれるわ」 田尾「お前なー、前ケアンズ行った時、カバブーの屋台でおばちゃんに“ケチャップ”が通じんかったやんか」 あぶ「あれはアクセント間違とったからやんか。大丈夫大丈夫、父ちゃんなら大丈夫。ほな。うちトムとジェリー見ないかんし」 田尾「え?トムとジェリーしよんか」 あぶ「BSで今しよる」 田尾「それ見ないかんが」 * 「トムとジェリー」を見終えて、私は英作文に取りかかった。 ごん「あんた、何か優先順位を間違ってます」 田尾「お前な、英作文はいつでもできるけどトムとジェリーは今しかないんぞ」 ごん「まあ、人それぞれの人生ですからええですけど…」 さて、英語のメールを書き終えて、最後に追伸で「Please correct my English,if you can.」いうてベドローさんに送ったのである。そしたら今日、教授会の後でベドローさんが「あー、あの時のタオさんのメール、ノープロブレム」「リアリー?」「パーフェクト」と。はっはっは、まだまだパロマスには負けてないね。 これから年末まで、私が担当する大学行事の大物が2本。「最新スケジュール」にも書いているけど、10月31日から11月2日まで大学祭で学科のうどん店を仕切る。12月6日は勝谷さんが基調講演する学術講演会と日韓学術セミナー。どっちも一般参加OKなので、来たい人はスケジュール空けといて下さい。詳細は近日。
<本日のお食事> (朝)家で、小豆島で買ってきた塩昆布のお茶漬けと、子どもの弁当の残りのおかず。 (昼)「こがね製麺所」で、かけ中とゲソ天とかき揚げ。 (夜)家でごはん。
<本日お会いした主な方々> 都村さん(ご隠居)、真鍋(学科助手)、重谷、阿部、宮内、川田有希、中尾倫子、堀川晴代他(学生)、末吉学長、村田学部長、ムアンギ先生、橋本先生、漆原先生、神野先生、ベドロー先生、山本先生、伊藤先生、上村先生他(教授陣)、木島(サカエヤ)、森さん(青春ゴルフ)
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2003年10月21日(火)
朝からネット本部でよっけ仕事して最終の飛行機に乗るべく羽田空港へ。そしたらデジタルのフライト情報板の高松最終便に「天候調査中」と出てるやないの。聞いたら「高松空港、霧のために着陸できなかったら羽田へ引き返す」とのこと。 またかい。 実は去年一度、同じ最終便で「羽田引き返し」に遭ったのである。それも高松空港まで飛んで来て2回着陸を試みて、着陸寸前で機長「ダメ!無理!」いうてゴオォォ!いうて上昇いうのを2回やって、結局羽田に引き返したら夜の10時を回っていて、しかもホテルは羽田周辺から品川周辺まで全滅で、結局ほとんどの乗客が空港の待合いのイスで寝ることになった。その日の翌朝、早朝の臨時便で高松に帰ったら、空港駐車場の知り合いのおっちゃんが「昨日の最終に乗っとったんな。あれ2回降りかけたやろ。1回目のやつな、着陸できとったらしいで。あれはパイロットがヘタやったなあ」だって。 そういうわけで羽田を出た飛行機は、高松上空で着陸態勢に入ったのである。ガコン!と車輪が出てさあいよいよと思った時、飛行機はいきなり霧に包まれて、「あー、こらまた急上昇か?」と思ったら、強行着陸しました。謎はそのあと。私らが飛行機を降りていたらゴー!という音とともにもう一匹、飛行機が降りてきた。え?! 最終便の後ろに何が降りてきたんや?と思っていたら空港内アナウンスで「遅れておりましたANA639便は、ただ今到着いたしました」って。そいつ、羽田発18:30で先に飛んだはずやで。私らの乗ってきたの、羽田発18:55。25分もあとから飛び立ったのに、途中で抜いたんか?そんなことはないやろ。とすると考えられるのは、ANA639はパイロットが霧にビビッちゃって 高松空港上空で30分ぐらいぐるぐる旋回してたらこっちの飛行機が追いついてしまって、こっちのパイロットは優秀で先にシューッと降りちゃったという可能性…。まさかねえ。
<本日のお食事> (朝)抜き。 (昼)神保町の回転寿司で5皿。えーと、タマゴ、何か白っぽい魚、イカ、何か赤っぽい魚、カニカマ。 (夜)空港でカレー。家に帰ってお茶漬けと納豆と鶏肉とこんにゃくとサンマとサラダをつまみ食い。
<本日お会いした主な方々> 小池伸昌、宍戸和哉、竹内幸恵、大西桂、堀川伊智子、伊庭野美保子、佐藤達矢、川野由美子(以上タウン情報全国ネット本部の手下たち)、今野社長(タウン情報全国ネット社長)、橋本弁護士、古田社長(セーラー広告社長)、坂田社長(あわわ社長)
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2003年10月20日(月)
今朝は結局原稿のおかげで午前2時頃やっと寝たのに、6時に起きて新聞読んでパン1枚食って7:40発の飛行機で東京。しかも飛行機の中で千趣会の11月の「団長からの手紙」を2本書き上げるという働き者ぶりだ。 この日は横の席が空いていたから原稿が進んだのであるが、横に座られた時っちゅうのは実に原稿が書きにくい。なぜかといって、前の席の背についているテーブルみたいなのをおろしてそこにパソコンを乗せて打つのだが、隣の席の人に原稿内容が丸見えなのである。それも難しい顔して打ってる私の原稿を見たら「おっさんおっさん!」とか「どっしぇー!」とかで、全然カッコつかんし。お笑い原稿って、書いてるところは結構鑑賞に堪えられんのよ。 さてと、午前10時に千代田区猿楽町のタウン情報全国ネット本部に入った私はテキパキといくつかの仕事をこなし、続いて香川県の県政だより「THEかがわ」の連載原稿に取りかかって、ところが煮詰まって1行も文章が出てこずに、環境を変えるためにパソコン持って事務所のすぐ近くの山の上ホテルの喫茶に行ってさらに1時間近く苦しんで、タイムアップで夕方5時に「東京麺通団」へ。吉本のマネージャーと待ち合わせで、ここにパロマス、偶然来た高校時代の同級生の0船の息子(父ちゃんとそっくりのしゃべり方)が加わって建設的なバカ話をして、午後9時前に定宿のホテルに帰りました。ほんまにバカ話。ホテルで夜中の2時半までかかって連載原稿を書き上げ、寝た。寝るわ。寝かせてくれ。
<本日のお食事> (朝)食パンにマーガリンとジャムまで塗って1枚。コーヒー牛乳・微糖。 (昼)「とんかついもや」のトンカツ定食。 (夜)「東京麺通団」のしょうゆうどん小。
<本日お会いした主な方々> 小池伸昌、宍戸和哉、竹内幸恵、大西桂、堀川伊智子、伊庭野美保子、佐藤達矢、川野由美子(以上タウン情報全国ネット本部の手下たち)、吉本のマネージャー、O船の息子、パロマス、山中くん(以上東京麺通団)
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2003年10月19日(日)
今日は朝からずーっと原稿書き。「なんしょんな!香川」の都村さんのQ&Aの、テープ起こしからの原稿。週刊SPA!の校正と追加原稿。晩までかかってもまだ終わらん。あまりの体の鈍りに、夜の9時前に5番アイアン1本持って青春ゴルフへ打ちっ放しに行った。2つ隣の打席でゴロばっかり打っちょる兄ちゃんがいた。もう一人のおっちゃんが、その兄ちゃんを教えていた。何か変なこといっぱい教えてた。しばらくしたら、教えてたおっちゃんが隣の打席で打ち始めた。ショートライナーとサードライナーばっかり打ちよった。たまにいい当たりで球が上がると、フィニッシュのポーズのまま余韻に浸っていた。でもその横で私は時々レフト前ヒットを打っていたわけで、ま、同じようなもんか。 たけし軍団の太田浩介から電話。10月29日から舞台公演が始まるらしいけど、俺、東京は27、28日やから見に行けんがな。
<本日お会いした主な方々> 特になし
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2003年10月18日(土)
朝8時、私とごん、日清冷凍のM宅嬢の3人が高松駅集合。大阪麺通団を目指して難波行きのフットバスに乗り込んだ。 団長「“たかなんフットバス”か。高松〜難波で“たかなん”って、そんなベタな」 ごん「いや、普通そっちにカラむ人はいませんよ」 団長「そっち、って何や」 ごん「いや、たいていの人は“吹っ飛ばす”で“フットバス”にツッコミ入れるでしょう」 団長「あ、そんなことになってたんか」 ごん「あんた、もうダメですな」 さてこの日の要件はMBS(テレビ)の「魔法のレストラン」という番組の収録。夜7時頃から大阪麺通団で収録とのことで、それならなるべく早く行って土曜日の大忙しの店を手伝おうというわけで、こんな早朝から出発することになったのである。遅れて昼から長谷川君も大阪入りするが、一人で大阪に来られるのか(笑)。そのとってもハズカシイ収録顛末記は別コーナーで。
<本日お会いした主な方々> ごん、長谷川君、M宅嬢(以上麺通団)、生駄くん、宮前くん、かーくん(以上大阪麺通団)、ランディーズ(吉本興業お笑いタレント)、MBSのカメラクルー、松本君(KSBカメラ担当)
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2003年10月17日(金)
午後1時から、四国学院大学カルチュラル・マネジメント学科事務室にて「高松冬のまつり」へのボランティア参加のミーティング。1時40分から善通寺市の旧陸軍社交施設「偕行社(重要文化財)」にて、秘密のミーティング。16:55からKSBスーパーJチャンネル生放送、と。ま、よくあるパターンの金曜日ですわ。 今日のJチャンは本庄理恵子アナウンサーがちょっと遅い夏休みとかで(メチャメチャ遅いがな!)、代わりに畑嶋恵理奈アナウンサー。岩井さんはまたどっか行っちゃって休みだ。今日の「街ネタ」は海の幸対決だったのだが、香川側の店、沖縄の「ぐるくん」とかいう魚料理のあと、ヤギの睾丸の刺身を出してきてレポーターの井口玲音、嫁入り前の乙女につきコメントできませんがな。 多賀「田尾さん、魚料理対決なのにヤギの睾丸って、反則ですよ!」 田尾「あ、いや、多賀さんは知らんかもしれんけど、沖縄のヤギは結構海で釣れるんですよ」 いいのか、こんなコメントで。
<本日お会いした主な方々> 橋本先生(四国学院大学教授)、真鍋(学科助手)、重谷純市、星野尾和博、田淵裕二、前田英登、阿部光志他(以上四国学院大学学生)、福田社長(宮武讃岐製麺所)、武林社長(セントレディス)、田中さん(ユニオン)、多田義昭(建築家)、三宅先生(香川短大)、多賀公人、畑嶋恵理奈(以上KSBアナウンサー)、後藤さん(KSBの偉い人)、若乃花に似たモンゴルの人、大澄賢也に似たモンゴルの人、道場六三郎に似たモンゴルの人他(Jチャンの番組ゲスト)
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2003年10月16日(木)
朝から小豆島だ。香川県の県政だより「THEかがわ」に連載中の「小さな満足の風景」のロケだ。これがまたなかなかおバカな物件を発見したのであるが、連載原稿を先にバラすわけにはいかん。掲載は11月末に香川県下全戸配布の12月号である。掘り出し物は「二十四の瞳映画村」の道を挟んだ向かいにある、海に浮かんだ食堂の鯛めしとハマチの刺身とタコの天ぷらとそうめん。相当うまかったっす。
<本日お会いした主な方々> 高橋さんと助手のくみちゃん(カメラマン)、山口君(羽野編集事務所)
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2003年10月15日(水)
後期「カルチュラル・マネジメント概論」の第3回講義は、先週の「讃岐文化論」でやった観光客データの分析の仕方を中心に、文化のマネジメントの基礎を1時間半。讃岐文化論の履修学生の中に、カルチュラル・マネジメント学科の学生は4人しかいない。つまり、学科42人中38人は讃岐文化論の私の講義を聴いていないわけで、「そんなことはどうでもいい」という声もあるかもしれないが、私はこの学科の学生には、デキが悪かろうが何だろうが他の学科の学生より“知恵の出る”学生になって卒業して欲しいし、そうしてやりたいと本当に思っているから、知恵を出すための道具は他の講義でやったものも全部この学科の学生には話しておきたいのである。まあ、そんなこと何も感じてない学生もいっぱいいるが、何か一つぐらいは引っかかってくれたらええなあ、と思いながら、昼は助手の真鍋、学生重谷、学生宮内の3人と香の香へうどんを食いに行く(笑)。 夕方、久しぶりに都村さんに会って、Q&Aの聞き取り取材。農業問題と合併問題について、相変わらずのシンプルで論理的な意見に、ただうなづくばかり。アップはもう少し先になるけど、長生塾のホームページhttp://homepage1.nifty.com/chosei/に過去のQ&Aが大量にアップされています。石原慎太郎東京都知事や橋本大二郎高知県知事にもアドバイスするという都村さんの切れ味を、一度じっくりとどうぞ。
<本日お会いした主な方々> 漆原先生、神野先生、上村先生(以上四国学院大学教授)、真鍋(学科助手)、重谷純市、宮内彬希、大西真紀子、門脇理絵、柘野若奈他(学生)、都村長生(ご隠居)
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