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2007年01月の日記
2007年1月28日(日)

 朝から学生のレポート読みである。楽しそうでしょ? 全部で延べ600人分。全部読みながら、学生が授業でやったことを誤解してとらえている部分が出るたびに、自分の講義レジュメの該当部分を引っ張り出して、来期の講義のためにチェックを入れるから、レポート1人分につき、どんなに急いでも10分はかかる。600人で6000分か。60で割って…100時間か! 1日に10時間やって10日ぶっ通しか! 

 楽しそうでしょ? でもこれをやりながら講義を修正していかないと、良い授業になっていかない。ほんまはレポートを見ながら一人一人に説明してやりたいところやけど、時間が全然足りんからどうにもならん。で、仕方なく最寄りの眞鍋とか今田とか星野尾とか福田とか源成とか、メシ食いに言った時などに課外講義をするのである。こないだはハトポッポでトンカツ定食食いながら、眞鍋と野添ことステファニーと八阪に3時間ぐらい集中講義してやった。「組織のトップの責任ってどういうものですか?」とか言うもんだから、私が負ってきた責任と実際に取った責任を列挙してやった。彼らの感想は、「思ってたことの100倍くらい大きかった」らしい(笑)。

 インタレストの第3号、すでに半分くらい取材が終わっていますが、来月から学生は休みで県外に帰省するやつもいて集合かけるのが厳しくなるのに、2月〜3月でほとんど仕上げないかんという、油断もスキもない事態がいつの間にか到来しております。学校は春休みが来るけど、私らあんまり関係ないのよ。授業がない分、使える時間は多いけどな。ふー、午前1時半現在、レポートチェック中。ちょっと手遊びで日記書き中。
2007年1月27日(土)

 昨日の金曜日に後期の授業が終了し、来週は試験週間。うちのカルチュラル・マネジメント学科は今日、1年間の各種ゼミ活動の発表会である。うちの学科は10人の先生で25ぐらいの「プラクティカム」という実践ゼミをやっていて、先週の土曜日と今週の土曜日の2日間で、全てのゼミ活動の学生による発表会をやることになっている。各ゼミはそれぞれ持ち時間10分くらいで、学生が活動の成果を映像やパソコンやパフォーマンスでコンパクトにまとめて発表し、先生が審査員になってコンテスト形式で順位をつけて、先生がカンパして(学長からは多めに徴収・笑)賞を出す。この形式は今年で2回目なのだが、学生たちは1カ月以上前からそれぞれ映像や写真や資料やいろんなものを集めて発表素材の作成作業に追われる。

 これがすごくいい感じで、去年からみんなどんどんうまくなってきているのである。何より学生も先生も、この発表にかけるモチベーションが高い。

 去年は初めての試みということで、多くのチームがパワーポイントで活動内容を文字と写真を中心に紹介したり、映像といっても記録したものをただつないだだけみたいなのが多くて、その中で「見せる」ということについてちょっと明るい私と上村さんのチームがストーリー仕立ての発表やパフォーマンス入りの発表をして上位を独占したのであるが、これが参考になったのかどうか、今年は各チームが負けじと笑いの小ネタを挟んだりレベルの高い映像処理をしたりトーク形式の発表をしたり実演混じりの発表をしたりして、ほんまにグンとレベルが上がったのである。

 素材の作成期間中も、学生たちは他のチームはどんな発表をするのか探りを入れたり(笑)、鉄のカーテンで発表当日まで内容を秘密にするチームもあったり。ちなみに私の担当のインタレストチームは「他のチームが絶対やらないと思われる趣向で発表する!」というテーマのもと、ラジオ番組仕立てで私の研究室で秘密の録音をし、これにパソコン画像をシンクロさせて発表作品を作り上げた。

 発表会は学科の学生全員(1年から4年まで)と先生全員が会場の大教室に集合し、朝9時半に開始、夕方4時半頃、大盛況のうちに終了した。今年も「見せ方のプロ」組の私や上村さんや今井さんが指導したチームが上位を占めたが(うちのチームはゲストにインタレストのデザイン担当の松本君まで引っ張り出しました)、その他の先生の担当ゼミも内容がおもしろく、素晴らしく、発表する学生もしゃべりがずいぶん上達して見応え充分だった。その中で、見せ方もしゃべりも苦手な野球部の学生を引き連れた漆原先生が、最後の講評の時に「来年は(優勝を)取りに行きますよ!」と宣言。これですよ、このモチベーション。

 全てのゼミが、この年度末の発表会を想定して春のゼミ活動開始から活動を記録し、小ネタを集め、モチベーションを維持しながら進めている。プロの世界で通用するかと言えばもちろんまだまだだけど、ともすれば「やらされている感」に満ちあふれがちな大学のゼミ授業に、確実に前向きな風が吹き始めていると実感した今日であった。うちの学科は先生がみんな前を向いているのが気持ちいい。さらにうちの学科は、すごく多くの学生が実に楽しそうにしているのが素晴らしい。

 あちこちで、近年の大学のあり方に対する批判があるのである。曰く、今の大学は高等教育の場として機能していないとか、大学教授のあり方がなっていないとか。当たり前である。大学全入時代というだけでも、大学の環境はあまりにも大きく変わっている。環境が変わっているのに同じことをやっていたら、おかしくなるのは当たり前である。会社なら倒産する。だからうちの学科は新しい道にチャレンジするのである。

 大学全入時代というのは言うまでもなく、いろんなレベルの、いろんな種類の学生が全部どこかの大学に入ってくるということである。そういう状況を見て「大学生の質が落ちている」と言う人の頭の中は、「全ての大学が、かつてあったように(本当にそうだったのかどうか知らないが)学問的な高等教育を施すべきだ。高等教育レベルの学生を作り出すべきだ」という前提になっている。でもね、私はそうは思わないんですよ。そういう考えは「環境が変わったのに同じものを目指している」という典型的な例だと思う。「いろんなレベルの、いろんな種類の学生が全部どこかの大学に入ってくる」という環境になったのなら、「いろんなレベルの、いろんな種類の大学や学部、学科で受け皿を作る」というのが、普通の考え方じゃないですか?

 ま、何と言われようがうちの学科は動くのである。ちっちゃい失敗はいくつもあるだろうけど、環境が動いているのだから、我々も動くのである。教授の世界は象牙の塔とか、個人主義で連携がないとか、いろんなことがあるらしいが、とりあえずうちの学科は意見がぶつかりながらもみんな同じ前を向いて行こうとしている。学科長の伊藤先生、危機感持ってるし、熱いし。片山先生、拳振り上げて学生に熱く吠えながら「よろぴく」とか言うし(笑)。何か、やる気が出てきます。
2007年1月24日(水)

 昨日の晩は今朝4時まで(何か表現が変か?)大学で今田と源成と3人でコンボケーションの発表用の素材を編集していて、引き続き今日、午前中から授業が2本と会議が2つあって、終わったら夕方5時過ぎ。残務整理をして直ちに高松にとって返し、7時からFM香川で番組を2本録音して9時に帰って、「今日は早よ寝るぞ!」と決意して、とりあえず一息つくためにコーヒーを入れてテレビをつけて、BSでインド人数千万人がガンジス川で沐浴をするというドキュメントを見ていたらそのままソファでうとうと寝てしまって、ハッと起きたら12時前になっていた。

田尾「うわ! 今日は早よ寝るつもりやったのにもう12時や!」
家内「寝よったやん!」

 ………寝よったな。昨日から変な「深夜ハイ」である。ちなみに今日の録音(FM香川「麺通団の続うどラヂ」)は深夜ハイの続きで、オープニングにしゃべり始めた小ネタ「6時50分のぜんざい事件」が展開に展開をして(笑)、番組始まって以来の「しゃべってる途中でテープが足りなくなる」という大惨事である。本放送では大幅にカットされる恐れがあります。恐れではなくて、間違いなく大幅にカットされます。ポッドキャスト版ではかなりオリジナルに近い長さでアップされると思いますが、たぶんオチまでは入りません。なぜなら、オリジナルのテープにオチが入ってないからです(笑)。

 とりあえず、ここ数日で貯まっている「イワシとニシンの竜巻事件」「阪神百貨店地下食料品売り場の白菜の羅臼昆布エキス漬け事件」「天保山の30ポンペイ事件」「牛乳屋さんのボーキサイト事件」等は、追って機会があれば本欄か「うどラヂ」で発表することにしよう。言うとくけど、長いぞ。今日はもう寝る。
 
2007年1月14日(日)

 今年はかなり毎日更新でスタートしたのに、授業が始まると本業が忙しくなって、やっぱり日記に専念できんなあ。

 さて、後期の授業はあと2週になって、担当している授業7つとゼミ2つのそれぞれエンディングにさしかかっております。そのうちの一つで、60人くらいのクラスを10チームに分けて「四国の観光&レジャーシーンにおいて、新しいプロモーションの企画をする」というのをやっていて(かなり斬新な企画が出てるので、いずれ「インタレスト」で紹介する予定)、エンディングは各チームが企画書を作って授業内でプレゼンテーションをすることになるのであるが、私は各チームにもう一つ作業を指示している。それは「チームリーダーは最後に、自分も含めてチームのメンバー全員の企画作りにおける評価(5段階評価)をつけて提出せよ」という指示である。

 まあ5段階評価であるから、結果は「大変よくできました(5点)・よくできました(4点)・普通にできました(3点)・もうひとつでした(2点)・さっぱりダメでした(1点)」とかいう大ざっぱなものになるのであるが、つけた点数よりも、狙いはとりあえず評価をする時のいろんな手法や難しさの第一体験みたいなのをさせようという意図である。

 評価するにあたっての条件は1つ。「リーダーがメンバー全員の個人評価を決定すること」である。学生たちの多くはこれから社会に出て、いろんなビジネスの現場でやっていくことになるので、ビジネスの現場における物事の決定の仕方の原理原則にちょっと触れさせておこうと。例えば、株式会社のマネジメントにおける数々の物事決定の場面において、「多数決」が原則になっているのは「株主総会」だけであることの意味とか、決めたことに対する疑問やクレーム(この場合は「何で俺が評価3なんや」とかいう疑問)を「決めた人」がきちんと説明するために必要な「要素」のこととか。

 例えば、社員が投票で社長を決めるような会社は原則的にないわけで、要するに「会社の経営は単純な民主主義ではうまくいかない」という、ビジネスの世界では当たり前のことにちょっと触れさせようという魂胆である。さてどうなることやら。「企画を発表して採用されなかったら、スタッフは努力に応じて評価するけどリーダーは評価1」とかいう決め方が出てきたりすると、私はそう決めたリーダーに評価5を出したいくらいですけど(笑)。

 昨日はガモムスの結婚式。私らのテーブルはうどん関係者で固められていて、ちょっと雰囲気が変(笑)。アトラクションで各テーブルに配られたうどん玉を、アトラクションが始まる前からつまんで食べて「これ、冷凍か?」「冷凍にしてはちょっと手作業感が残っとるぞ」「時間が経っとるからわからんようになっとんちゃうか?」とか(笑)。結局そのうどんは、新郎新婦がキャンドルサービスならぬ「うどんダシサービス」でダシをかけて回ったのだが、新郎新婦が他のテーブルのうどんにダシをかけに回ってる間に、こっちのテーブルはダシのかかったうどんを回し食いして「これ、俺は意外と好きやぞ(笑)」「何かちょっと、うまい(笑)」とか。ガモムスくん、わしらのテーブル、人選のミスじゃ(笑)。
2007年1月9日(火)

 今日から冬休み明けの授業開始。朝一で大学に行ったら、私の教員ボックスに、ある県の行政担当者の方々の研究グループらしきところから「研究報告書」なるものが届いていた。「ご笑覧下さい。お気づきの点等ありましたらご指摘下さい」というお手紙がついていたので見てみると、それは県の政策研究の報告書で、テーマは「地域ブランディング戦略」とやらである。内容をものすごく大ざっぱに要約すると、

(1)日経リサーチの「2006地域ブランド戦略サーベイ」という調査の結果が発表された。
(2)これは全国の地域名を独自性、愛着度、購入意向、訪問意向、居住意向の5つの指標で評価し、総合順位をつけたものである。
(3)それによるとこの県は、どの項目も平均をちょっと超えたあたりに評価されていて、中でも「独自性」の項目の評価が低く、これは県にメリハリがなくて際だった特徴がない、「県らしさ」がないということを表している。
(4)よって本県には今、「地域のブランディング戦略(イメージ戦略)」が必要である。

 みたいな導入で、研究チームは他県の地域ブランド戦略や民間企業のイメージ戦略を例に挙げながら、その県の地域ブランド確立のためのいろんな戦略を研究提言している。「マーケティング」の定義をし、地域ブランドビルディングのフローを作り、「地域ブランディングの3C」なるものを作り、ヒアリング調査を行い、それを分析し、戦略のキャッチコピーを作り…と、非常に優等生的な報告書に仕上げている。

 で、それを見た私の感想は、とりあえず一つだけです。
「あの、地域をブランド化する目的が最初に掲げられていませんけど(笑)」。

 「地域のブランディング」は、目的でなくて手段です。地域をブランド化して「誰を、どうしたいのか」というのが戦略の目的ですが、それが見えない。よく読むと「選ばれる地域になる」みたいなのが書かれているが、それは具体的な目的ではない。「地域の活性化」などというのも全く具体性に欠けた目的である。誰がどうなったら「地域が活性化した」とするのか? あるいは、選ばれる地域になって、誰をどうしたいのか? 普通、戦略というのはその具体的な目的からスタートするのである。で、「その目的を達成するのに最も有効な手段は何か?」というところから、有効な手段を選んで実行するのである。では「地域のブランディング」というのは、一体何を達成するのに有効な手段なのか。そこの部分が、ないのである。

 例えば上記の「導入」のところを見てみます。「2006地域ブランド戦略サーベイ」の調査項目のところ。「愛着度」は、それを高めると「地元の人に地域に対する愛着を持ってもらう」という目的が達成される。「購入意向」は、それを高めると「地域の人や地域外の人に物を買ってもらって地域の企業や店の売り上げを上げる」という目的が達成される。「訪問意向」は、それを高めると地域外の人に地域に来てもらって地域の企業や店の売上を上げる」という目的が達成される。「居住意向」は、それを高めると「地域の人を流出させず、地域外の人を流入させて人口を増やし、地域の企業や店の売り上げを上げる」という目的が達成される。「独自性」は、それを高めると何が達成できるのかがよくわからない。

 というふうに見ると、まず、その5項目は「誰をどうしたいのか」の「誰を」のところで、「地域の人」と「地域外の人」が混在した調査項目になっていることがわかりますね。つまり「誰を」のところがバラバラです。ということは、それを総合して評価しても、何かの目的を達成するための手段(この場合は「地域ブランディング」戦略)の根拠にするのは全くナンセンスだということです。

 もう少し砕いて言うと、例えば「地域外の人に来てもらって地域でお金を使ってもらう」という目的を掲げれば、「独自性」と「愛着度」はあまり意味のない指標です。「地域の人に地域に愛着を持ってもらう」という目的を掲げれば、「訪問意向」はあまり意味のない指標です。あるいはもっと大きく「地域を経済的に発展させて地域の人を経済的に豊かにしたい」という目的を掲げれば、地域外から人に来てもらわなくても、企業に来てもらうとか、あるいは既存の地域企業の地域外への販路拡大をはかるとかが有効な手段になるから、ここに挙げられてない指標が必要になってくる。
 
 要するにこの曖昧で情緒的な指標を前提にしたこの取り組みは、具体的な目的がない、あるいは具体的ないくつかの目的に優先順位が付けられていない、おそらく「ブランディング事業をやること自体が目的」という類のものです。

 例えば民間企業のニッサンがブランディング戦略を行ったというのは、「利益を上げる」という具体的な目的があって、それを達成するのに有効な手段をいくつも並べて、現状を分析したらその中でも「ブランドイメージの再構築」が最も必要とされるという分析結果になってそれを行ったものでしょう。しかしそれがトヨタなら、利益を上げるという目的に対して「ブランドイメージの再構築」という手段はもっと優先順位が低いかもしれない。目的と戦略の関係はそういうものです。

 そこが、行政の戦略の立て方に一番欠けている思考だと思います。税金という「他人のお金」をただ使うだけの組織の、構造的な思考的欠陥ですよ。一度ゼロベースで「誰を、どうしたいのか」という具体的な目的の設定から入ってみたらいいと思います。たぶんどんな目的を並べてみても、「その目的を達成する最も有効な手段」に「地域ブランディング」が来ることはほとんどないと思います。
2007年1月7日(日)

 今日は家内や牛乳屋さんらと大阪のサントリーミュージアムでやっているポンペイのナントカ展と、すぐ隣の海遊館のイワシの大群を見に行く予定だったのだが、昨日東京に帰るはずだった帰省中の長男が、強風でマリンライナーが止まったために帰れなくなって今日帰ることになって家内が何やら段取りをしないといけなくなったため、ポンペイ&イワシの大群が中止になった。よって朝からエンジンタコ噴きで仕事。昼になって家内に「何か食べに行く?」と言われたが、エンジンかかってるところを切りたくなかったので「何か残りもんでええ」言うたら、家内が昨日の鍋の残りに冷凍うどんを入れて鍋焼きっぽいうどんを作ってくれた。それを一口食べて、

田尾「うわ、これどこのうどん? 日清冷凍?」
家内「どこのやったっけ? 袋持って来よか?」

 言うて持ってきた袋の裏を見たら、おー! やっぱり! 「販売者・生活協同組合コープかがわ」「発売元・(株)うどんの庄かな泉」「製造者・日清冷凍食品株式会社」。もう、1本食べただけでわかる。私が関わった「讃岐うどん・名店の味」シリーズの製造元だから言うのでなく、ほんまに日清冷凍食品の冷凍うどんは群を抜いてうまいなあ。

 さて、本日の私は昨日の某新聞に載っていた広告のことで頭がいっぱいなのであるが、生々しくてここには書けないので大学の授業で学生にだけ解説をすることにする。情報発信の基本は、記事にしろ広告にしろ、それを発信して「誰を、どうしたいのか」という目的をはっきりさせることである。近年、情報発信情報発信とさかんに言いながら「誰を、どうしたいのか」という目的があいまいな情報発信をあまた見るが、その某広告に載っている情報は本来狙っていると思われる「誰を」の方に向いていないどころか、「どうしたいのか」に対してまるで逆効果のメッセージが出ているという優れもの(笑)で。誰か気がつかなかったんですかねえ。

 すみません、オブラートに包んじゃって。けど思いも寄らぬ「いい教材」をいただきました。以上、特に事件もなく本日は仕事ばっかりで終了。
2007年1月6日(土)

 朝からまた太田と親睦(笑)を深めて、夜は6時から第2回のbjリーグ観戦大会。今回は学生組がバイトやら何やらで出動できんみたいなので、私、ごん、太田、笹木、和田という微妙な大人組で突撃した。例によって一番安い2階席に陣取ったのだが、試合前のアトラクションでチアリーダーズが登場すると、太田が大爆発。大声を出すわ指笛を鳴らすわで、私ゃほとんど他人のフリをしようと思ったが横に座っているので絶対一味と思われとる。一味ですが。

 で、ハーフタイムに例によってみんなでフード&ドリンクコーナーに行って、アナブキ特製カレーを注文しようとしたら、こないだはお皿型のトレイに入っていたのが進化してカップカレーになっていた。カップヌードルのカップのちょっと大きいみたいなのにご飯とカレーが入って、スプーンで食べるというやつ。で、カップカレーを持って食べながらうろついていたら、穴吹工務店の社長にバッタリ出くわした。

田尾「あ、こんばんわ。久しぶりです」
社長「おう」
田尾「すんません、カレー食べながらで(笑)」
社長「カレーうまいやろ? このコーナー、全部うちや」
田尾「飲食もやっとんですか!」
社長「知らんかった? あ、そうや、今度息子が帰ってきて球団のオーナー代行しよるから紹介するわ(高松ファイブアローズは穴吹工務店がオーナーだ)。ちょっと待っとって」

 と言って、しばらくしたら社長が息子さんを連れて帰ってきて、

社長「(息子さんに)田尾さんや」
代行「(名刺を出して)どうぞよろしくお願いします」
田尾「すんません、今日は名刺持ってなくて。しかもカレー食べながら(笑)」
社長「またいろいろ教えてやってな。連れ出してくれてもかまんから」
田尾「ほんまですか?」
社長「かまんかまん。私は忙しいからなかなか出られんけど、これ(息子さん)はいつでもかまんから(笑)」

 みたいな立ち話をしばらくして、試合後に焼き肉を食べに行くのに誘われたが今日は放課後にまた太田らと「親睦会(笑)」があるので丁重にお断りして別れた。

 穴吹の社長にお会いするのはたぶんもう5年ぶりくらいだけど、一介の私ごときに気さくに話してくれるなあ。おそらく香川でナンバーワンの名門かつ成長企業の社長であるが、実は久しぶりで何とお呼びしたらいいのか迷ってまして。穴吹の社長は弟さんが穴吹興産の社長で、実は私は昔、お二人を呼び分けるのに下の名前で呼んでまして(笑)、けどどちらも今や偉い社長なんでそういうわけにもいかず。

 実は香川県内にはもう一組(一組言うのも何やけど)、元西日本放送の社長で今は国会議員の平井卓也さんと、弟さんで四国新聞社代表の平井龍司さんがいらっしゃって、これも昔、私は下の名前で呼び分けていたのだが、これまた偉い人になられたのでまことに呼びづらい(卓也さんは未だに「たくやさん」と呼んでいるけど)。外国ならファーストネームで呼んでも何ともないのだろうけど、ニッポンではどうも失礼な感じがしていかんなあ(笑)。

 まあ「社長」とか「代表」とか役職名で呼ぶのがニッポンでは無難なんですが、私が社長を辞めた後、かつて私を「社長」と呼んでいた社員の皆さんが実に呼びづらそうにしてるのを知ってるもんで、私はなるべく役職名でなくて名前で「○○さん」と呼ぶようにしている。すんませんが今、私のことを「田尾先生」とか「田尾教授」と呼んでいる方、私は「田尾さん」で全然失礼でないですからそうして下さい。私が教授でなくなった時にまた呼びづらくなりますから。というか、先生とか教授と呼ばれるの、すごく恥ずかしい(笑)。
2007年1月5日(金)

 10:55羽田発の飛行機で高松へ。ガラガラです。高松空港から車で30分、家に着いたら家族全員が準備万端で「はりやへうどん食べに行こ!」って、お前らなあ、父ちゃん今東京から帰ってきたばっかりやぞ! 

 で、直ちにはりやに行ったら「本日終了しました」という札が出ていた。ガックシと肩をカカトまで落として家に帰って、残りもんで昼飯を食う。それから仕事部屋に入ってずーっと仕事してて、4時半になったのでテレビに行かないかんと思ってふと耳を澄ましたら、さっきまで隣の部屋で何かテレビ見ながらペチャペチャしゃべってた家族の声がまったくしない。仕事部屋から出てみると、誰もいない。買い物にでも出かけたんかな? と思って支度して電気消してKSBに行こうと思って、出かける前にふと隣の部屋を開けると、家内と子ども二人が固まってふとんかぶってアザラシのように爆睡していた。何ちゅう家族や(笑)。

 正月一発目のKSBスーパーJチャンネルです。冒頭油断してたら本庄さんにいきなり「田尾さん、今年の抱負は?」と振られて、とっさに「引き際を考える1年ですかね」と言ってしまった。

 いや、今やってることをやめるという意味ではない。間もなく51歳になる今、自分の中に「若い頃からやって来たことの延長の仕事や立ち位置」と「新たに取り組み始めた仕事や立ち位置」が混在していて、まあそれは普通何かの形で連動しているから取り立てて「やめる」必要はないように思ってしまうのだが、実はその中に「50を超えた自分がまだ一線でやっているために後進の道をふさいでしまっている」というものがきっとあるのである。それの引き際を考える1年かな、と思うわけである。

 今の50歳は昔の50歳と違ってまだまだ元気でやれる、という意見や風潮があるが、「自分が50歳になった時、後ろを見ると20代、30代、40代がいる」という状況は今も昔も同じである。「上の世代がいつまでも現役にしがみついていると、あとの世代の道をふさいでしまう」という構図も、今も昔も同じである。ただでさえ「若い世代に将来展望が見えない」と言われて(それが少子化の原因の一つとも言われているでしょ?)いるのに、そんなことを声高に言っている中高年以上の世代が何もかも抱え込んで、もらえるものも全部もらって次の世代に渡さない、みたいなことをやっていては、言うとることとやっとることが全然違うじゃないか。笑止千万である。パイが限られているんだから、「若者が夢を持てる社会を!」と叫ぶ中高年以上の人は、率先して引けるものは引くべきである。だから「これはまだまだこれからわしらの仕事じゃ」というのと「これはまだわしらの方が上手やと思うけど、もう次の世代にやらすべきやろなあ」というのに分けて、後者について、うまく身を引くことを考える1年にするかな、と思っているのである。もちろん、前者についてはこれからバリバリやりまっせ。

ごん「なるほどー。それで去年から“次期団長”がどうしたとかネタ振っりょるわけですね」
H谷川「すんません! そんな深い思慮があるとはつゆ知らずでした!」
田尾「麺通団団長は前者やないかい。バリバリやるぞ!」
ごん「おっさんおっさん!」
2007年1月4日(木)

 13:05高松発の飛行機で東京へ。満席です。たぶん帰省客。重々しく飛び立って30分ぐらいしたら客室乗務員のおねえさんが飲み物を配りにやってきて、それを見た私の右隣の席のおっちゃんと左隣のおねえさんが前の座席の背もたれに付いているテーブルをパタパタと出した。私は何もせずに文庫本を読みながら、客室乗務員のおねえさんが「お飲み物は何にしましょうか?」と行ってきたのでいつものように「あ、いらないです」。

 すんません、私はここ5年くらいで高松羽田間を100回ぐらい往復しとりますが、機内で飲み物をもらったことが一度もない。何でかと言われると、ま、飲めないこともないけどあまり飲みたくもないし、せっかくくれる言うんやからもらってよさそうなもんだけど、本音のところはしょーもない、ほんまにしょーもない「みんなと同じとこをしたくない」という理由じゃ(笑)。

 たぶん、この「できればみんなと同じことをしたくない」っちゅうのはかなり昔からの私の潜在的な習性のような気がする。普段はそうでもないつもりなのだが、何かの時にその習性が頭をもたげてくる。だいたい阪神ファンになった理由も、中学の時に何か周りで巨人、巨人いう話が回ってて、それで巨人以外の球団を探して無理やり阪神を応援することにしたのがきっかけやし、高校選びも大学選びも「先生がここへ行け言うたとこの一つ下を受けたら楽やぞ」でやってきたし(笑)、その後、長年の仕事の中でも「みんながやってないこと、前例にないこと」みたいなのが自分の意志決定のかなりの部分を占めていたような気がする。

 ちなみに私の「アイデア開発論」の項目の一つには、「同じことが長い間続いているものには、必ずビジネスチャンス(改革のチャンス)がある」というのがある。周りにいっぱいあるぞ。経済や社会や行政のシステムみたいな大きな話ばかりでなく、もう身のまわりにいっぱいあるぞ。こんぴらの参道のおみやげ物のラインナップ、長い間あんまり変わってないぞ。目の前にある新聞の折り込みチラシを見てても、例えば不動産広告の「間取り図」、長い間あんまり変わってないぞ(笑)。

 で、午後4時から福田社長と勝谷さんと山中店長とパロマスと5人で麺通団の会社の役員会。引き続き社員やアルバイトが集合して新年会。ものすごくオープンで建設的なミーティングと親睦ができました。夜8時半、あとは若いもんに任せて、私と福田社長と勝谷さんのおっさん3人組は新宿の沖縄料理の「赤花」というカウンターだけの小さな小料理屋へ。勝谷さんに教えてもらってたぶん3回目か4回目だけど、おばちゃんがむちゃくちゃええ人やし、ソーキそばが恍惚ものです。

 で、超健全に9時半頃解散して私は品川のホテルに帰って、午前1時過ぎまで仕事して寝た。明日の朝、飛行機で高松に帰る。
2007年1月3日(水)

 今日は午前11時に福家スタジオ(写真館)で家族写真を撮る。みんな着物を着て撮るので、いつもは昼前に朝が始まるような家内と娘の女性陣が「まだきみらの“深夜”だろう」という時間に起きて、何かどっかに行って着物を着たり髪を何かしたりやっている。私と息子の男性陣はまあ簡単なので、息子は10時前まで爆睡。私は9時頃に起きてゆっくりしていた。

 今日の段取りは、家内と娘は家内の車でたぶん美容院かどこかに行って着付けと髪をやってそのまま福家スタジオに直行。私は家で自分で着物を着て、息子はまだ着物がないのでスーツを着て、10時半に私の車で近くの家内の実家に行って家内の父ちゃんと母ちゃんを拾って4人で写真館に行くという計画で、私はまあ10時頃からチャチャッとやればオッケーと思って、息子を起こして着物を着始めたのである。

 外が寒かったらいかんのでタイツみたいなのをはいて、4枚コハゼの足袋をはいて、薄い着物を一枚着て、上から厚い着物を着て、角帯を取って片方の端を半分に折って細幅にしてちょっと斜め上に向けてこいつを上から押さえながら帯を二重に巻いて、細い方を斜め下におろして広い方の端を内側に折って細い方の上から斜めに降ろして細い方をくるっと巻き込んで…あれ? どう上げてきたらええんや?

 貝の口の結び方を最後のところで忘れとる! 悪戦苦闘。何とか広い方と狭い方を結ぶみたいにするところまでたどりついたが(この状態で帯の幅の広い方の先が斜め下、狭い方の端が斜め上に向いている)、最後の仕舞いのところが決まらんで、汗だくになってやっと形が決まったら10時半になっていた。それから大急ぎで家内の実家で両親を拾って11時ジャストに福家スタジオに飛び込んだ。いや、飛び込んではないけど。

 セットの準備が整って部屋に入ると、福家さんと奥さんがいろいろ指示をしてくる。

福家「お嬢ちゃんはちょっと内側に向きましょう。奥さんもちょっと内側に。お母さん、もう少し中に。はいいいですよ。お兄ちゃん、ちょっと頭をこっちに起こして。お兄ちゃんは、そうですねえ、右手をちょっとこういう感じにしてみますか?」
田尾「何や、お前だけポーズとるんか」
息子「まあね、たぶん何か俺だけ光るもんを感じたんや」
福家「あ、お兄ちゃん、ちょっと頭をこっちに起こして。ご主人、もう少し左肩を中に入れましょう。お嬢ちゃんは手をこう…。はいいいですよー。奥さんは少しだけこう…。あ、お兄ちゃん。頭を少しこっちに起こして」
娘「アニキ、頭起こされてばっかりやん(笑)」

 それからしばらく細かい指示が出る間中、「黙ったら死ぬ」といううちの家族はしゃべりっぱなしで、福家さんたちも笑いながら撮影の準備が整った。

福家「じゃ、撮りますからね。皆さん楽に、笑顔で」
娘「うちらずっと笑顔やけど(笑)」
じい「あの、わしは何もないんかい?」
(全員爆笑)

 さっきからずーっとみんなにいろんな細かい指示が飛んでたのに、じいちゃんにだけ何の指示も出んかったんや(笑)。

田尾「すんません、じいちゃんにもさみしいけん何か言うてやってください(笑)」
福家「はいはいー、お父さんはもう完璧ですよ(笑)」

 パシャパシャとたくさんシャッターを押されたが、たぶん歯の見えてない写真は1枚もないんちゃうか? とにかく福家さんに「撮影中にこんなにしゃべる家族は初めてです」みたいなことを言われて、無事撮影終了した。

田尾「みんな、そんなにしゃべらんのか?」
長男「というか、うちの家族の方が絶対おかしいって」

 そうかもしれんが、まあええわ。それから一旦家に帰って、着物のまま直ちに詫間の私の実家に行って私の母ちゃんを入れてまた詫間の写真館で写真を撮って、実家に帰ってモチ食ってミカン食って黒豆食って数の子食ってなます食っておでん食ってお菓子食って、夜の11時半頃帰ってきました。世間で何か起こってるかもしれんけど、とりあえず家族じゃ。まあええわ(笑)。
2007年1月2日(火)

 天が「三が日からゴルフに行くなど100年早いわ」と言っているかのようなしとしと雨の降る中、恒例のお笑い正月マスターズゴルフは決行された。私は去年の9月16日にKSBのゴルフに誘われて以来、クラブを握るのは3カ月半ぶりという言い訳をして、午前10時過ぎにスタート室前に集合。

キャディ「クラブ確認です。A藤様、アイアン○本とウッド○本の合計○本」
A藤「はい」
キャ「松村様、アイアン○本とウッド○本の合計○本」
松村「はい」
太田「あ、この人クラブ数えんでもいいですから。上がってきて2、3本減っとっても全然オッケーでーす!」
松村「数えてくださいよ!」
田尾「あと、名前に“様”もつけんでええですからね。むしろ呼び捨てでもええですから」

 お笑いマスターズは軽いジャブからスタートだ。

太田「このコース、一回来たことありますよね」
A藤「去年の正月来たんちゃう?」
キャ「去年のお正月頃は雪でしたけどね」
太田「雪の中ではやってないやろ」
A藤「去年、雪やったかなあ?」
キャ「雪でしたよ。ちょうど成人式があって、その日も雪だったから覚えてますよ」
田尾「キャディさん、去年成人式に出たんですか!」
キャ「私じゃないですよ(笑)。私の娘が」
太田「当たり前やん! 見たらわかるやん(笑)」
田尾「あーびっくりした。高松の成人式もフトコロが広なったなあ思って(爆笑)」

 今日のキャディさん、ラインは読めんわクラブは渡さんとカートを進めるわ、相手が私らでなかったらタダでは済まんぞ、と思うぐらいダメダメだったけど、まあ私らは笑いどころそれなりに満載で無事ラウンドを終了しました。後半は全員40台で回ったけど、前半のスコアは口が耳まで裂けても言えん(笑)。太田と私なんか、スコアをつけてもなかったし(笑)。

 ラウンド後、うどん棒本店で今年の初うどんを食べて「放課後のマスターズ」に突入して、日が変わった頃、解散した。ぬる〜く始まった新年のエンジンは充分かかりました。年末年始はテレビのニュースも新聞もほとんど見てないが、見ないとすごく平穏に毎日が過ぎていく。知らないところで政治や経済や社会にいろんなことが起こっているのだろうが、一人一人の個人にとってみれば、知らなければ「起こってない」のと同じだなあ、と改めて思ったりしました。「ちゃんと知るべきだ」という正論もあろうかと思いますが、「じゃ、知ってどうする」という情報も山ほどあるわけで、あるいは「マスコミから流れてくるニュースは知るべき情報か?」という根本的な疑問もあるわけで。

 流れてくる情報というのは、流す側に必ず「意図」がある。その意図の多くは、というかほとんどは、流す側のかなり個人的な、あるいは個「社」的な意図である。視聴率を上げたいとか本を売りたいとか新聞を売りたいとか自分を売りたいとか、自分の仲間を増やしたいとか、あるいは誰かを攻撃したいとか。そのそれぞれの意図は、あって当然で別に悪いことではない。ただ、そんな情報を受ける側が発信側の意図に無頓着にただ受けていると、何か洗脳されるみたいになっていくのである。例が微妙にずれているかもしれんが、「読者や視聴者が選ぶ今年の重大ニュース」は、正確に言えば「日本の重大ニュース」ではなくて、「テレビや新聞が取り上げたニュースの中から選ぶ重大ニュース」である。マスコミに取り上げられなかったことは、私らにとっては「起こってない」のと同じことである。このテーマは私の中ではかなり深いので、あと、まだうまくまとめられません(笑)。

 そういうわけでここにさらしている私の日記にもちっちゃい意図がいっぱいある。とりあえずごんと松本君と和田とS原と笹木と眞鍋とあと30人ぐらいの仲間を笑わさないかんとか(笑)。あいつらみんな、笑いのハードル高いからなあ。
2007年1月1日(月)

 あと、「フェアウェイを歩くト(漢字が出てこん)阿玉」の品を思い出したが、ま、大したことではない。いや、上品な人はいっぱいいるんですよ。テレビの中にも私の周りにも。けど武豊と羽生善治は、私の中でちょっと抜けている。何か、尊敬します。

 さて、食い過ぎて今日は朝から峰山アップダウンのきついコースをいつもより多めに歩いて来た。午前中は快晴で、いろいろと考え事をしながら歩いて展望台に着いて、さわやかな元旦の瀬戸内海と高松市街を眺めて、一服して山道を下りていたら、下からたぶん中学生くらいの男の子と小学生ぐらいの男の子とお父さんらしき3人が上がってくるのと出会った。お兄ちゃんの方が私に「おはようございます」と言ったので私も「おはようございます」と返す。続いて今度はこっちから弟に「おはようございます」と声を掛けると、弟の方は小さい声で「おあ…」と言って、続いてお父さんに「おはようございます」と言ったら「おはようございます」と返してくれて、すれ違ってさらに下りていたら、後ろでお兄ちゃんの方が弟に注意している声がした。

兄「ちゃんとあいさつしないとダメだよ」

 元日から気持ちのいい家族と会いました。サウナスーツにベンチコートまで着込んで汗だくになって下りてきたら、出発前に測った体重が1.5キロ減っていました。で、雑煮を食って巻き寿司を食ってパン食ってみかん食って、たぶん元に戻っとる。歩きながら思いついたいろんなことをとりとめもなくパソコンにメモして、夜になってまたいろんなものを食べて、別に内容はどうでもよかったけど野沢直子がオバカペイントで出てるので「たけしのお笑いウルトラクイズ」をチラ見して、すっかり浦島太郎状態で炸裂しないけど「あー野沢直子やー」と確認して(笑)今日はオッケー。とりあえずぬる〜く新年をスタートしたが、明日は太田と松村とA藤じゃ。そろそろエンジンかけるぞ。あ、ごんに業務連絡。松村がゴルフのあと、午後6時頃から「放課後のマスターズ」やる言いよるぞ(笑)。
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