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2012年03月の日記
2012年3月29日(木)

 ビビリの和Dが「書いたらダメですよ」と言うから、こないだのことは書けん(笑)。いつのことかも「こないだのこと」としか書けん(笑)。ま、別に大したことではない話なのだが、ローカルは狭いから…ということである。

 しかし、それにしてもほんまにローカルは狭いのである。先日はあるところで地元のある種オピニオンリーダー的な方々と話をする機会があったのだが、その方々が口を揃えて「『さぬきうどん駅』って何だよ」「もう勘弁してくれよ」「恥ずかしくって仕方がない」「誰か止めるやつはいないのか」…と非難の嵐(笑)。周りで聞いても、意識のある人のほとんどはそう思っている。でも、「地元メディアではそんなこと口にもできない。ローカルは狭いから」だって。沖縄の基地問題かよ(笑)。

 ちなみに今日の夕方の全国ニュースで「さぬきうどん駅」が紹介されて、キャスターの安藤さんが「経済効果はどうなんでしょう? そういう情報はほとんど聞いたことがありませんけど」みたいなことを言ったら、横にいた木村太郎さんが「ありますよ。何年か前に香川県が『世界麺フェスタ』というのをやった時に、経済効果が20億円あったと報告されています」みたいなコメントをしていました。あのー、そういうこと(イベントやキャンペーン)をずっとやりながら、内閣府の統計データによると香川県はGDPも県民所得もずーっと減り続けているんですけど。

 同統計データによると、香川県の県民所得は1996年に300万円くらいあったのに、13年後の2009年に250万円だって。香川県は香川県民を豊かにするために何を優先的にやらないといけないのか? やっても効果のないものは何か? いい加減に真面目に検証した方がいいと思いますね。

 あ、丸亀町商店街が商店街からの自転車締め出しの社会実験をやるそうです。目的は、子供やお年寄りが安全に商店街を歩けるように…みたいなことを書いていました。どうもやっぱり、成長を生み出さない人たちを中心街に集める方向みたいです。どうなる、香川の将来…いかんいかん、穏やかに行かな(笑)。香川の将来は穏やかでなさそうやけど。
2012年3月25日(日)

 ふいー、また上村さんたちと語り合っていて徹夜した。ファミレスではなくて(笑)、何とカラオケに4人で入って、土曜の夜8時から日曜の朝5時まで9時間もいて、5〜6曲しか歌わずにあとはしゃべってばっかり。原発問題から社会のセーフティネット問題、教育問題、イデオロギーの話、組織論、会社のマネジメント議論、ヤクザ映画談義(笑)…で、最後に基地問題やCO2削減問題から「国破れてサンゴあり」のオチが出たところで終了しました(笑)。

 家に帰って朝の6時頃、もう寝ようと思ったらゴルフの生中継が始まってた。アーノルド・パーマー・インビテーショナルで、タイガー・ウッズが2年半ぶりの復活優勝なるか、という3日目。見てしまいました。タイガーが3日目を首位のまま終わったら、今度は女子のKIAクラシックの中継が始まって、ヤニ・ツェン(台湾)が首位を走っていたので、また見てしまった。

 ヤニ・ツェンは去年7勝、今年は5戦目でもう3勝目に手を掛けている。終盤、380ヤードくらいのミドルホールでヤニ・ツェンのドライバーのティーショットが大きく右に出て、ラフを越えて木立も越えてカート道を跳ねて…そこまではたまに見るシーンだったのだが、そこからボールはカート道に沿ってどんどん転がり、クリークにかかっている石の橋まで見事に通過して、さらに転がってグリーンまで70ヤードのところで止まった。何と、300ヤードショット!(笑)。

 ボールがカート道を転がっている途中、実況と解説の人が、

実況「カート道をどんどん転がっています」
解説「これはハイウェイですね」
実況「あららら! 何と、ボールが橋を渡っちゃいましたよ!」
解説「あの橋は実は有料なんですよ」
実況「お金を払わずに渡っちゃいましたね(笑)」

 というシーンも目撃しました(笑)。

 ここ数年ずっとだけど、アメリカの女子プロゴルフ界(LPGA)の勢力図は、なかなかすごいことになっている。今季、第5戦が終わった時点でのかくトーナメントのトップ5(タイ)までの選手の国籍を並べてみると、

(第1戦)アメリカ パラグアイ アメリカ アメリカ アメリカ 韓国 韓国
(第2戦)台湾 日本 韓国 韓国 アメリカ 中国 韓国 アメリカ
(第3戦)アメリカ 韓国 中国 アメリカ 台湾
(第4戦)台湾 韓国 日本 韓国 韓国
(第5戦)台湾 韓国 中国 韓国 日本 スウェーデン

 とにかく韓国旋風吹きまくりなんである。しかも、ここに出てくる「台湾」は全部ヤニ・ツェンで「日本」は全部宮里藍で「中国」は全部フォン・シャンシャンなんだけど、韓国は延べ11人中、選手は9人! 2、3人の強い選手が活躍しているのではなく、ものすごい人数の韓国女子選手が上位を席巻しているのである。現在、LPGAの今季賞金ランキングトップ30位までの中に、韓国選手が何と10人!(あと、アメリカ選手が12人で、それ以外は全部一国1人)もう、アメリカと韓国のトーナメント状態です。でも勝つのは台湾のヤニ・ツェン(笑)。

 ちなみに、ギャラリーはどの選手にも拍手を送っているけど、アメリカのプロゴルフツアーで韓国と台湾と日本と中国の選手が上位を独占しているのをアメリカ国民はどう感じているんですかねえ。外国人力士に上位を席巻される大相撲(今度鶴竜が大関に上がるから、横綱と大関7人中5人が外国人)を見て日本人が感じるのと同じように感じているんだろうか。あるいは「自由の国アメリカ」だからちょっと違うのか?

 関連して言えば、猫ひろしがよその国から来て自国のオリンピック代表になったカンボジア国民は、あれをどう思ってるんだろう? もし、同じように日本にオリンピックに出るために外国人がやってきて、日本国籍を取っていきなり日本代表になったら、日本人の多くはあまりいい感じを持たないと思うけど、カンボジア人は違うのだろうか。

 日本人はこういうのを結構イヤがるんですよね。甲子園に出るために弱そうな県の高校に越境入学して来る選手や、そういう選手ばかりで固めた高校が甲子園に出るのに対しては、総意としてはあまり快く思わないですよね。そういえば昔、香川徳島合同国体があった時、天皇杯を獲るために両県が県外から国体用に有力選手をたくさん引っこ抜いてきてて(ま、国体の開催県はずーっとそんなことをやって来てるんだけど)、忘れもしない、「開幕第一号の金メダル(っていうのか?)は香川の飛び込み選手!」と報道されたのを見たら、見たことも聞いたこともない中国人の飛び込み競技の選手だって、多くの県民が頭の中に「???」を百コぐらい浮かべたことがある(笑)。

 ま、高校野球や国体や猫ひろしはちょっとどうかと思うけど(猫ひろしはもしカンボジアが国策として呼んだのだったらわかるけど)、プロスポーツは、私は単純だからめちゃめちゃ強い選手が出てくるのを見るのは大好きです。で、こないだWOWWOWに入りました(笑)。ゴルフと、ボクシングの世界戦が見たかったの。

 ヘビー級のクリチコ、初めて世界戦を見ました。すげえ。こないだはフェザー級の無敗のチャンピオン、エイドリアン・ブローナーのすごい試合を見ました。とりあえず、月に2000円少々でちっちゃな満足感を時々感じてる私(笑)。こないだ森村に「相変わらずいろんなもんに文句言いよんか」言うたら「田尾さんほどじゃないですよ」と言われたから(お前に言われるか!・笑)、スポーツの話題に逃げて穏やかに行こ。ちょっとだけ穏やかに(笑)。
2012年3月23日(金)

 こないだの四国新聞にこんな記事が結構大きく載っていまして…。

(見出し)
ニュースに関心高い子は好成績
学テ、全学年で平均超え
社会問題考える教育重要

(本文リード)
ニュースに関心がある子供は成績が良いー。(香川)県教委がまとめた2011年度学習状況調査の分析結果によると、新聞やテレビのニュースなどに「関心がある」と回答した小中学生の学力テストの平均正答率は67.4〜74.1%で、全学年で県平均(小学校70.1%、中学校65.0%)を上回っていることが分かった。一方、関心が低いほど平均正答率は低下しており、社会への関心度を高める教育の重要性がうかがえる。

 本文はこのあと細かい内容が続くのだが、本文は関係ないわ。この見出しとリードというか、分析、因果関係が逆転してません?(笑)「成績のいい子にニュースに関心のある子が多かった」だけで、「ニュースに関心のある子が成績がいい」と書いて「社会への関心度を高める教育が重要」とまとめたら、「ニュースに関心を持ったら成績が上がる」というロジックになるやん(笑)。学校の成績は「学校の成績を上げるための勉強」をたくさんした子が上がるんであって、それで成績の良くなった子はニュースもまあ見るということじゃないですか?

 ま、別にあんまり突っ込む話ではないですけど、考える力のない子供のうちから今のようなマスコミの流すニュースばかり見てたら、日本に健全な民主主義が育つためにはあまりよくないような気がします。とか言いながら、私もそれに気がつき始めたのはええ年した大人になってからですけど。

 いろんな取材ものやデータ収集の局面がやっと終わって、あと2週間で授業計画に落とし込む局面に入りました。なかなかうまく一本の授業計画(90分×15回)にまとまらん。ある程度社会経験を積んできた人が相手ならやりやすいのだが、社会の経験のない大学生に教えるには、どこでどんな事例を挙げればイメージしやすいか(経験がない者にはイメージさせるしかないもんで)…とか考えてたら、とても面倒で難しい。しかも、学生のレベルにかなりばらつきがあるもんで。

 できるやつとできないやつが混在したクラスで、上に合わせたレベルの授業をやると下が全くついて来られない。下に合わせた授業をやると、上にとって「バカみたいな授業」になってやる気がうなぎ下がりになる。かといって「中間を取った平均的なレベルの授業」をやると、下はそれでもついて来られない上に、上はやっぱり意欲を削がれて、たぶんこれが最悪の授業になる。まあ、小学校や中学校じゃないんだから、上に合わせて、というか私のやり方は上の背伸びの度合いのさらにちょっと先にタマを撃って伸ばしていくというスタイルであるが、それに加えて下のやつの芽も出してやろうとしているので、とても面倒で難しいわけです。

 などと書きながらちょっと現実頭皮。あれ? 「げんじつとうひ」で変換したらこれが出るが(笑)。こないだ、新二年生の履修指導をしていて「質問があったら受けるぞー」言うたら、男子学生が「先生、俺、髪の毛が細くてみんなに“絶対はげるわ”言われよんですけど、何かええ方法ないですか?」と質問してきた。しょうがないからムッシュの泡のシャンプーを教えてやって、店の地図まで書いてやった。

田尾「田尾さんに聞いてきました、言うて買いに行け」
学生「ありがとうございました−!」

 ま、悪くはないコミュニケーションがとれてるような…(笑)。
2012年3月20日(火)

 先週の木曜日に卒業式が終わって、インタレストで数年間いじり倒したトミーや岡内や田村や金藤らがみんな何とか社会人というか会社人になれることになった。まあ、ようやく私と同じ土俵に上がってきつつあるということだ。えーと、私が大学に来てから5回目の卒業生。みんな、何とかなるかなあ。何とかなってね(笑)。

 とりあえず大学に来て9年、卒業生が出始めて5年経っての印象であるが、ま、1年の時はほとんど高校生の子供ですわな。おとなしい優等生みたいな子もいれば勉強が全然できない子もいるし(一応現時点でね・笑)、明るい活発な子もいれば内気で話もできないような子もいるし、ヤンキー崩れみたいな子もいるし、まあいろんなのがいるけど、とにかく全員子供。賢いやつもイキがってるやつもみんな子供。で、私はいろんなタイプの子供に合わせていろいろ作戦を変えながら、社会人になるトレーニングのタマを撃っているわけである。

 それで、何となく、何となくですけどね、強い子にいろいろタマを撃ってやると、ちょっとずつ強くなっていくのがわかるわけですが、弱い子にいろいろ手間を掛けて世話をしてやると、だんだん弱くなっていくような気がするんですよ。いや、例えば内気な子がどんどん内気になっていく…というのではなくて、一見よくなっているように見えるけど、それは強くなってきているのではなくて何か依存心みたいなのが増えていってるみたいな。うまく文字で説明できんけど、いつまでも誰かが手を掛けてないといけないような感じのまま「一見よくなっているように見える」…みたいな。

 難しいですわ。会社で部下を見るのと違って、大学生は4年教えて社会に放り出すわけだから、至れり尽くせりで世話をしてやるのは、どうも違うと思いますね。ましてや小学校や中学校じゃないんだから。とりあえず、トミーと岡内は向上心がちょっと見えて、なんか伸びそうな気もする。何かあれば今度は同じ社会人として教えたり相談に乗れることもあるかもしれんから、とりあえず頑張ってみ。

 昨日の夜、よっけ抱えてる仕事のうちの2つほどを終えて、今朝は6時半頃から今年初めて峰山に登るプチ油断時間ができた。2時間半、考え事をしながら歩いて帰ってきたら、考えてたことを全部忘れるほど疲れました。授業開始まであと2週間ちょっと。めちゃめちゃ追い込まないかん。
2012年3月13日(火)

 そろそろインタレストも油断できない時期にさしかかってきたので、昨日から連日、担当学生を招集してミーティングと作業を続けている。今日は午後1時から学生を集めてインタレストの作業ということで、午前中は他の仕事をしようと思って朝9寺半頃研究室に入ってパソコンをセッティングしていたら、あれ何て言うん? 電源アダプタか、ケーブルの先っちょが磁石になっててくっつくやつ、あれを家に忘れてきてしまった。MacBook airの電源アダプタ。このままではバッテリーが切れるまで、数時間しか仕事ができん。そこで、USBメモリでとりあえず必要なフォルダだけをコピーして、研究室の隣のインタレスト編集室に入って、そこのマックにデータを移して仕事をすることにしたのである。

 となると、まずは編集室に研究室と同じような快適な仕事環境を作らないかん。そこで、まず、研究室からお気に入りのNOBUのコーヒーカップと、100g2000円を超えるお気に入りのハマヤのインスタントコーヒー「ブルーマウンテンNo.1」の瓶と、ポットと、お気に入りのガム「クロレッツ・アイス-298c」を編集室に移動(そこからかい)。続いて編集室のもう一台のマックを立ち上げ、ええ音の出るスピーカーをセットし、研究室から今朝の気分に合わせてウィントン・ケリーのCD「Piano」を持って行ってセットした。

 編集室にはパソコンが6台ある。去年配備した最新の「ビッグマック」と、それまで最新だった「デカマック」、あと学科新設時からあるフルマック(古いマック)が4台。ビッグマックとデカマックはインタレスト作業にフル稼働するので、私は窓際にあるフルマックにデータを移し、コーヒーを入れてジャズを聴きながら仕事を開始したのである。

 ところが、カーソルの位置が変わらんのである。Jeditで原稿を作成していて、前の方に書いた原稿を修正しようとしてマウスで矢印を「ここ」いうところに持っていってクリックしても、カーソルの位置が元のままでちっとも動かん。キーボードの矢印をカカカカ…と連打するとカーソルは動いていくのだが、マウスでやると動かない。

 あー、直すのめんどくさい。私はそのフルマックをあきらめ、隣のもう一台のフルマックに移動した。またデータを移してJeditを開き、マウスでカーソルを移動すると、よっしゃ、これは動く。気を取り直して、私は原稿制作に取りかかった。

 2行くらい書いて、保存。小まめに保存しながら書かないとえらいことになる、という経験はさんざん積んでいるから(笑)、「コマンドS」で保存する。保存。あれ? コマンドSを押したら、カーソルのところに「S」という文字が打たれたぞ。ちゃうがな。SでなくてコマンドSやがな。

 打たれた「S」を消して、もう一回、コマンドS。すると、保存されずに文字の「S」が出る。いやいやいや、そうじゃなくて。もう一回打たれた「S」を消してコマンドS…すると…何で「S」の字が出るんじゃー! もうええ、せっかく仕事環境を快適に整えたというのに、気分台無しやないか! どないしても直らんので、もう最新のビッグマックに移る!

 私はフルマックをあきらめ、デカマックとビッグマックが並んでいる机に移った。見ると、その机は学生たちがよく使っているため、机の上にいろんなものが散乱していた。ふーむ…

(トミーの天の声)あ…いかん…

 これではコーヒーを置く場所が…

(トミーの天の声)いかんですよ…

 この狭いところにデカマックとビッグマックが並んどるのがいかんのやな。待てよ、この右端のでかいプリンターを向こうに移動して、デカマックとビッグマックの間を離したらスッキリするぞ…

(トミーの天の声)いかんいかん! 誰か止めな!

 パチン。

(トミーの天の声)あ〜あ。スイッチ入ってしもた。

 えー、片付けのスイッチが入りました(笑)。まず、部屋の隅の1台のフルマックを隣の机の上に移動して、それを置いていた机の上を丸々空けて、そこにケーブルを引っ張り出しながら重いプリンターを移動する。続いてプリンターのあったところをきれいに拭いて、ケーブルを引っ張り出しながらデカマックをそこに移動。続いてデカマックのあったところをきれいに拭いて、そこに使われてなかった細長いブックスタンドを設置。さらに、そこにあったプロジェクターも別の机の上に移動。しかるのち、机の上に散乱していた本や冊子や文房具やいろんなものを全部きれいにブックスタンドに収納し、ビッグマック周辺の環境も美しく整えた。途中、十河が来てフルマックの1台で何やら作業を始めたが、お構いなしに片付けモードを続ける私。すべてを終えて時計を見ると、11時半になっていました(笑)。あほやがな。

 午後1時、次号編集長の溝渕以下、山地、大谷、寺嶋、池田、サキと、間もなく卒業するトミーが来て、作業の指示をしていたら私の携帯が鳴った。誰や? うわ! 麺聖森村や!

田尾「田尾でーす」
森村「お久しぶりです」
田尾「何や?」
森村「いや、こないだの日記ですけどね、私にとばっちりが来てまして…」
田尾「え? 何かまずいこと書いてたか?」
森村「いや、M村いうのが苦節40年、幸せを実現しつつ…とか書いてたでしょ。あれで“森村さん、結婚するんですか!”言うてきたやつがおるんですけど」
田尾「あっはっは!」
森村「M村って書いたらダメですよ。しかも“正解がない”いう選択肢の中に森村いうのも入ってないから」
田尾「あちゃー、森村なんか全然考えてなかったわ。すまんすまん(笑)」

 そういうわけで、あれは「森村が結婚する」ではありません(笑)。ま、あいつは結婚を幸せと考えてないかもしれんし(笑)。あと、和DとM岡から「○○君がついに結婚するんですね!」というリアクションが来たが、俺は知らん。知らんから黙っといてくれ…言うたら当たってることになるんか(笑)。
2012年3月11日(日)

 土曜日は大事な秘密会談がありまして(笑)、勝谷さんから「田尾さんの人生の回顧録を書く時に、今日の話は“○×△#%&?…”という構成で書いたらめちゃめちゃ株が上がりまっせ(笑)」というすごいアドバイスが出たのだが、もちろんここには書けません(笑)。

 会談のあと、勝谷さんがちょっと食事か酒か行く言うので、酒のほとんど飲めない私が酒の大家(?)勝谷さんに酒の店を案内するという、信じられない事態になりました。紹介したのは、福田町の外れの路地にある薄暗いバー「ハウス・オブ・ジョンバーリーコーン」。あれだ、昔、都村さんに「高松のバーで全国的に遜色のない品揃えをしているのはここだけだろう」と教えてもらって、中でもおすすめのシングルモルト「スプリングバンク69年」をちょっとだけなめさせてもらって、生まれて初めて酒が「うまい」と思ったという経験をした、あそこである。ちなみに日本にあるスプリングバンク69年は、都村さんが全部飲んでしまって「もうない」そうです(笑)。

 翌日日曜日は、40年くらいの苦節を経てこのたびついに一つの幸せを実現しつつある某男をささやかにお祝いするため、ねっくと私とそいつの3人で早朝から小さなレジャーを催したのだが、内容を書くと妙な形でウワサが広がったらいかんので、ごんとH谷川君と安Z、「実現しつつ」だからまだ大きく広めるなよ(笑)。暗に「小さくは広めてもいいのか?」というふうに取れるかもしれんが、そこは君たちの人としての良心だ(笑)。

M村「あの、田尾さんが一番広めてるような気がするんですけど…」
田尾「大丈夫や。君のことをよく知っている口の固いやつにしか言うてない」
M村「というか、ここにほとんど名字が出てますやん!」

 仕方がない、そこまでバレたなら名字の選択肢を並べておこう。
(A)前村
(B)牧村
(C)町村
(D)豆村
(E)眉村
(F)真理村
(G)魔羅村
(H)マイケル・村

M村「後半おかしいでしょ! しかも、正解が入ってないし」

 ま、うまくいけばいずれラジオでバラします(笑)。
2012年3月9日(金)

 この1ヵ月ほど、結構いろんなことがあったのではあるが、どうもここには書けないことばかりで(笑)。どうするかなあ…と考えているうちに「仕事しよ」となって日記を休む…というのが続いている。書けないと言っても私のプライベートで書けないのではなくて、ま、私のプライベートなんて知られてまずいことなんかほとんどないからたいてい何でも書けるのだが、「昨日の夜、家内と王将に行ってチャンポン麺と餃子を食べました。おいしかったです」なんか書いてもしゃーないし(笑)。

 まず、某局から、四国の原発をテーマにした番組へのコメント出演だったかスタジオ出演だったか、ご依頼を頂いたのですが、原発は何をしゃべっても視聴者の反応がヒステリックになるので、申し訳ありませんがお断りさせていただきました。その辺のやりとり等、書けません(笑)。

 続いて、某局から讃岐うどんの麺をテーマにした番組への出演を打診されましたが、ちょっと内容に感覚的に同意できないところがあって、あとスケジュールもうまく合わなかったので出演はボツということになりました。何がどう感覚的に合わなかったのか、差し障りがあったらいかんので書けません(笑)。

 続いて地元某局から、「丸亀製麺が(堂々と『丸亀製麺』の名前で)香川に出て来たことについてコメントしてくれませんか?」という依頼があって、丁重にお断りしたらそれでも「何とかお願いできませんか?」と食い下がられたので、コメントできない理由をさんざん説明したらものすごく納得されたのだが、書けるか!(笑)

 続いて、ある日の大学の会議で、ある教授から組織のマネジメントのセオリーからあまりに外れた発言があったので、普段おとなしい私がたまらず手を上げて発言したのですが、学内のことなので内容は書けません。その2日後の別の会議で、ある教授から目的と手段の整合性が根本的にずれている発言があったので、普段シャイな私がたまらず手を上げて発言したのですが、学内のことなので内容は書けません。続いて別の会議で、大学のある戦略についてビジネスの常識から外れたやりとりが繰り返されていたので、普段から人前で話をするのが苦手な私がたまらず発言をしたのですが、内部情報なので書けません。さらに別の会議で「そんなことをやったら学校がおかしくなりますよ!」という発言が続いたので、普段から人のいるところを歩くのも恥ずかしい私がたまらず発言をしたのですが(もうええっちゅうに)、これまた内部情報なので書けません。あと、同じような話がコピペで2回。

 続いて、某雑誌社(全国誌)から讃岐うどんの特集を組むということで取材を受けたが、讃岐うどんブームや現状について他でちょっと間違った話を聞いてきていたみたいで(たぶんフィールドワークをしていない識者からいいかげんな話を聞いてきたみたい)、それを正しながら3時間半にもわたって話をしたが、固有名詞等を出せないので内容は書けない(笑)。

 もう一件、某局から讃岐うどんの番組を作るとかで企画作りの前の取材を受けたのだが、これまた他でたぶんフィールドワークをしていない識者からテキトーな話を聞いてきたみたいで、1時間半くらい話をしたけど書けません(笑)。

 続いてこないだ、日銀高松支店の方から「香川の観光戦略についての聞き取り」みたいなのを受けたのだが、1時間半くらい話をしたけど、「うどん県」から「瀬戸内国際芸術祭」まで話を振ってきたので、書けるか! いや、これはすでにさんざん書いてるか(笑)。

 あと、高松にいる支店長さんたちが集まった食事会に呼ばれて、そこでもうどんの話やら何やらを本音ベースで(ま、いつも本音でしか話しませんが)よっけしゃべって、さらに遊ゼミで理屈の合わない話が出たのでそれによっけ絡んで、わかろうとしない人たちに話したのでものすごくフラストレーションがたまって、そのまま気の合う上村さんたちと別の店に行ってまた3時間ぐらいしゃべって…。

 あと、この間、学長と1時間も2時間も3時間も話をするという機会が3回もあった。学長とはお互いに「その点では考え方が正反対やけどな」という部分をいくつか持っているのだが、学長は「相手の話を聞いて理解しようとする」という健全なメンタリティがある方だから、いつも建設的で意義のある話になるし、とても勉強になる。上村さんも。たとえ意見が対立しても、「わかろうとしない人」と話をするのとでは、気持ちよさに天と地の差がありますね。

 そういうわけでおそらく私、この1ヵ月くらいで学内外のかなり多くの方々から「小難しいことをよくしゃべるうっとうしいやつだ」と思われたに違いありません(笑)。上原からはこないだ「最近、正論を吐き過ぎてやがて闇の組織から暗殺されるのではないかという面白い大学教授がいると聞きましたが、こちらでよろしいでしょうか(笑)」という書き出しのメールが来るし。まいったな、早よオバカトークキャラに戻そ(笑)。ちなみに今日は、午前中、インタビュー取材が1件。昼からは、某局からある番組企画のアドバイスを求められて、お気に入りの花樹海の喫茶で1時間半くらい話してきたけど、笑いどころがないので書きません(笑)。
2012年3月2日(金)

 ニューヨークの西岡からメールが来た。西岡と言われてもわからない人に説明すると、『恐るべきさぬきうどん』の「わら家のネギツボ女」だ(笑)。数年ぶりのメールだから何事かと思ったら、こないだの「ラスベガス5ドルぼったくられ事件」にツッコミを入れてきたわ。

<ぱぱっと15ドルで十分と計算できたのであれば、そこを諦めずに、おまけにホテルの前で安全な所だったのならば、「That's all I have! I don't have 20!」とか言って、15ドル渡したら良かったのに。なめられてるで。私だったら13ドル渡してたな。それではインドは行けまへん。今度インド行ってき。>

 くそー、西岡ごときに屈するのか(笑)。ちなみに、このメールの件名が「あほかいな」。俺に「あほかいな」でメール送ってくるん、お前だけじゃ。インドは絶対行かんぞ。

 今週は水、木、金と朝から研究室にこもって書き物にうなっていた。その間、会議が3つ。取材受けが1件、取材依頼が4件、講演依頼が1件。滅多に使わない携帯電話がえらい働いた。で、長時間パソコンに向かっていたせいか、疲労の蓄積のせいか、首と肩と背中と足がパンパンに張ってきたので、今日の夕方、マッサージ屋さんに転がり込んで1時間もみほぐしてもらって、夜の7時頃、癒しを求めてプーキーに行ってえのき君をいじりながら魚を15匹買ってきた。光る水色の平べったいやつ1匹、ミニミニのちっちゃい細いナマズみたいな体でシッポだけ赤いやつ2匹、めちゃめちゃオレンジのやつ2匹、赤と黒のマダラ模様のやつ5匹、カラフルなプラティ5匹。家に持って帰って、“先住魚”が余裕こいて泳いどる水槽に投入。いやー、賑やかになってええなあ(笑)。よーし、今日は寝るまで仕事するぞ! ま、当たり前やけど。
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