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2015年03月の日記
2015年3月29日(日)

 あかんあかん、全く私のキャラにふさわしくない“ウンコネタ”を早く沈めないといけないのに、ものすごい仕事の嵐に見舞われていてどうにもならん。とりあえず、現状報告だけで半分だけ沈めておく。
2015年3月22日(日)

 もう朝の6時だけど、編集者時間では朝8時までは「今日中」なので別に問題はない。ま、誰もそんなことを問題にはしていないですね。

 今日は超久しぶりに石川が17位という上位で最終日を迎えたので、朝2時半頃起きてパソコンを開けて、リーダーボード画面を横に置いて仕事をしていたのだが、前日からのイヤな予感通り、しぼんじゃいました。リーダーボードを見た時点で、前半を1オーバーで終わって30位台に後退していました。「やっぱりなあ…」と思っていたら、後半に入って10番、11番の連続バーディーで15位に上がり、あと3つぐらい伸ばせそうなホールがあるので「これはうまくいけばトップ10も…」と一瞬淡い期待をしたけれど、12、13番の連続バーディーチャンスを逃したところで止まっちゃいました。あとは糸が切れて、そこから4つスコアを落として終了。

 ま、いいか。また次、できたらワクワクさせてくれればよし。数年うちにはきっとワンステージかツーステージくらい上に上がれると思って、気長に応援するわ。45年来の阪神ファンだから、その辺はもう、少々の失望には耐えられる私だし(泣)。

 さて、米朝さんの思い出がまだまだあちこちのメディアでたくさん紹介されていますが、私もこれまた40年以上前、中学時代からの米朝ファンでして、当時は分厚い落語全集の本を買って、高校の文化祭ではステージで落語をやったことまであるという落語ファンでもあります。

 当時、私の好きだった落語家は、東西総合ランキングでダントツ1位が桂米朝。あと、西では笑福亭松鶴さん(鶴瓶の師匠)と、同じく笑福亭松之助(明石家さんまの師匠。なぜかこっちは呼び捨てだけど、知ってる人は感じわかりますよね・笑)。東は、まだ若くておしゃれだった頃の三遊亭円楽さんと、春風亭柳昇さんです。「松之助、柳昇」と並ぶあたりに、知っている人には私の変な好みが読み取れると思います(笑)。

 米朝さんの落語はメチャメチャたくさん聞いているのですが、何か1つ2つ、と言われれば、これも変なものしか思い出さない。例えば…

<その1>
 落語では、「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」という演目の中の小ネタの一つ。内容はうろ覚えだけど、死んであの世へ行った人が「あの世の寄席」に行くと、出演者の札に亡くなった名人の落語家の名前がズラズラと並んでいて、「豪華なメンバーやなあ!」と思って見ていたら一番最後の札に「桂米朝 近日来演」と掲げられてあった…というネタが忘れられません。

<その2>
 こっちは落語ではありませんが、かなり強烈な思い出。私が大学時代だから昭和50年頃、大阪ローカルのテレビで、キダタローと中村鋭一がやっていた深夜のむちゃくちゃな(笑)トーク番組がありました。その何回目かに米朝さんがゲストで呼ばれて出ていたのを見たのですが、それが、あの番組のむちゃくちゃさを象徴するような回でして。

 これもえらい昔の話でうろ覚えなので少々覚え違いがあるかもしれませんが、とりあえず、食事前に読むのはやめてください(笑)。

 確か、その日の番組テーマは「ウンコ」でした(だから食事前に読むのはやめてください)。出演のキダタローと中村鋭一と米朝さんがテーブルを前に3人並んで座っていたのですが、3人にイス代わりに用意されていたのは洋式便器(!)。みんな便器に座って番組が始まったのです。

 そこから、米朝さんの「ウンコ話」が始まりました。

 1つ目。落語家仲間が大人数で温泉旅館に行った時の話。数人の落語家が共謀して、旅館の仲居さんたちを驚かそうと企んでいたそうです。で、事前に用意して持って行った「ウンコ」のオモチャ、それもすごくリアルに造られたゴム製か何かのウンコを、旅館の廊下にポイと置いておいた。そしてみんなで部屋に隠れて聞き耳を立てていたら、しばらくして廊下から「ギャッ!」と言う仲居さんの叫び声が聞こえてきて、それを聞いてみんなで喜んでいたという、まあバカな遊びをやったそうです。

 それを2〜3回やったら、旅館の人にも誰の仕業かすっかりバレてしまった。しかし、それでもやめないのが落語家。もう一回、廊下にポイと置いて部屋で隠れていたら、そこへ通りかかった仲居さんがそれを見て、部屋で隠れている落語家たちにわざと聞こえるように「ほんまにしょうもないことしはりますなあ。落語家ともあろう人が、同じことを何べんもやったら洒落になりまへんで」言うてひょいとそれを掴んだら、今度はほんまもんやったと…。

 2つ目。その昔、ある日の朝、京都の四条大通りの真ん中に、とても人のものとは思えない巨大なウンコがとぐろを巻いてドンと置かれているのが発見されて、街が大騒ぎになったことがあったそうです。「一体これはどんな化け物がしたウンコや!」というわけで、あたりは黒山の人だかりになった。その巨大ウンコはしばらくして通報を受けた清掃車が来て始末したそうですが、調査の結果、「京大生が夜中に10人分のウンコを集めて大きな太い竹の筒に詰めて押し出した」というバカな真相が判明したそうです。

 以上の2つのありがたい話を米朝さんがされました(笑)。

 しかし、あの番組のむちゃくちゃさはこんなものではありませんでした。米朝さんの話が終わったあと、スタジオでキダタローが「米朝さん、何か飲みはります?」と言いました。米朝さんが「ほな頂きまひょか」と言うと、キダタローが「ビールがおまんねん」言うて、自分の座っていた洋式便器のふたを開けて中からビールを取り出した。ところが、何とそのビールは「溲瓶(しびん)」に入っていまして(スタジオ爆笑)。それを米朝さんに用意されたグラスに注いでいったら、米朝さん、「ビールとわかっていても、飲めんもんですなあ」。

 続いて今度は中村鋭一が「おつまみなんかどうです?」と言って、また自分の座っていた便器のふたを開けて、中からすごいもんを取り出した。それは、いろんな種類の味噌で作っためちゃめちゃリアルなウンコ(笑)。

米朝「何ですかそれは!」
中村「味噌ですわ。これでもなめながらビールを一杯」
米朝(味噌で作ったウンコをしげしげと眺めながら)「しかしまあ、ようできてますなあ。固そうなのもあれば、軟便みたいなのもおますなあ。健康状態がようわかりますわ」(スタジオ爆笑)

 とか言いながら、米朝さんがものすごく恐る恐る、指でちょいと取ってなめて、

米朝「味噌ですな」(スタジオ爆笑)

 と言ったあと、ハタと気づいた米朝さんが「ということは、これ、私の便器にも何か入っとるわけですな」と言って立ち上がった。すると、キダタローと中村鋭一があわてて止めにかかりました。

キダ・中村「あきまへんあきまへん! それ開けたらあきまへん!」
米朝「何でや」
キダ「そこ、ほんまもんが入ってますねん」

 言うて番組が終わりました。ちなみにあの番組、余りに無茶苦茶すぎて番組自体もすぐ終わったような気がします(笑)。ネットで調べても、全然出てこないんですけど、あれは幻だったのでしょうか…。
2015年3月20日(金)

 ひやー、読みがちょっと甘かったですね。2アンダーで「たぶん初日を20位台で通過するのではないか」と思っていたのに(書いた時点の夜中の3時前では18位タイだった)、初日終了時点で32位。しかも、これを書いている夜の10時半頃、すでに第2ラウンドがスタートしているのだが、スタートした選手がどんどんスコアを伸ばしてきて、3アンダーまでに35人。まだスタートしてない石川は2アンダーのまま、36位タイに後退している上、その2アンダーに18人、一つ下の1アンダーに19人もいて、何と、予選カットラインが「1アンダー」になっている。石川、1打でも落としたら予選落ちのピンチじゃないか(!)。

 まあ、やっぱりアメリカツアーのレベルは高いということですね。日本のツアーじゃ、まずこんなことにならないもの。志の高い日本人選手が世界に出たくなる気持ち、素人ながらとてもわかる気がします。

 ちなみに今、松山は1番でダブルボギーを叩いてイーブンパー、71位タイに後退して5番に入っています。明日の朝には予選の結果が確定していますが、松山がホールアウトするのは日本時間でたぶん夜中の2時か3時。石川は夜中の2時頃スタートなのでホールアウトは朝の6時か7時頃になりそう。さてどうするか…………今から寝て、4時頃起きて石川のスコア経過を見ながら仕事することに決めました(笑)。
2015年3月19日(木)

 PGA全米プロゴルフツアーのアーノルド・パーマー・インビテーショナルに石川と松山が出ているのだが、初日は石川が日本時間の夜の9時頃スタートするというので、いつものようにネットでPGAの公式サイトのリーダーボードのサイトを開けて、そいつをパソコン画面の左の方に置いて、画面の右の方に原稿の画面を出して、ゴルフの経過を見ながら仕事をしてました。

 前にも書いたけど、このサイトは全選手の1打ごとのボール位置がリアルタイムで表示されていくので、下手にテレビを見るよりワクワクする(テレビの中継だとカメラが他の選手ばかり映すから)。で、今年に入って目を見張る勢いで予選落ちを繰り返す石川が3番でボギーを叩いたので、「あー、また苦しい戦いか…」と思っていたら、6、7、11、13番とバーディーを重ねて、最終18番でボギーにしたものの、2アンダーで第1ラウンドを終えました。

 今、夜中の2時50分。まだ全選手がスタートしてないけど、たぶん初日を20位台で通過するのではないかという、最近にないいい出だしです。松山は遅いスタートなので、さっき1番をパーで出たばかりです。石川、頼むから今週はワクワクさせてくれよ。

 明日はガッツリ原稿に没頭して、明後日は講演とパネルディスカッションに行って来ます。黙ってたんだけど、四国新聞に出てしまって知人から問い合わせまで来たので仕方がない。「讃岐ジオパーク構想・学術連携推進シンポジウム」という真面目そうな催しを香川大学工学部の長谷川先生が中心になって開催するのだが、ひょんなことから長谷川先生と面識ができたところ、基調講演とパネリストを頼まれてしまって、土曜日の午後1時半から香川県立ミュージアムの講堂でちょっと何かしてきます。

 たぶん私だけ場違いな出演者のような気がしますが、それは人選をした長谷川先生のミスだ(笑)。一応、インタレストで集めた画像やデータの紹介を中心にして、しゃべくりは控え目にやるつもりですが、最後に門外不出のとっておきDVDを流そうかと。上原ー、例のあれ、「ワンツースリー」と「神の岩」を流してくるぞー(笑)。

 四国新聞に載ったから年配の方がかなり聞きに来られるような気がするが、果たしてそういう方々にあのおもしろさが伝わるのかどうか。けど、絶対おもろいよな、あれ。
2015年3月18日(水)

 コピーライターのT山から、「ある方から『22時過ぎて電話するとは何事ぞ!』と叱られまして……調べたら、電話は21時過ぎでした」という携帯メールが入ってきた。暗に訂正依頼である。

 そこで私も調べてみると、確かに電話は21:08でした。申し訳ございませんでした。電話ではなくて携帯メールが来たのが21:44で、続いて21:51に連続でメールが来て、さらに22:09に例の返事が必要なメールが来たのでした。昨日「夜の10時過ぎに電話がかかってきた」と書いたのは、「夜の10時過ぎに返事が必要なメールが来た」の間違いでした。

 で、それから私が這々の体で8分かけて返信したら、22:20にクイックリーな返信が来て、それに返信しようとして私がカーソルの後ろが消えていくことを発見した直後の22:31に追い打ちのメールが来て、続いて日付の変わった0:16にもう一回メールが来た、というのが正確な情報です……と書いたら、「あるお方」とやらに倍ぐらい怒られるんちゃうか?(笑)

 けど、「22時過ぎて電話するとは何事ぞ!」という注意をしてくれた人がいたというメールを見て、私も20代〜30代の頃にビジネスの現場で上司とかから時々同じことを言われていたのを思い出して、一瞬、身を正しました。もちろん、締切とかで相手も一緒に深夜の仕事をしている時とか、緊急時とか、親しい友人とのやり取りとか、杓子定規に全部ダメだということではなく、マナーとか人としての心構えとか道徳とかそういった類の話だけど(メールもなかった時代だし)、私も時々やってしまうから気をつけよう。

 今日は朝からインタレストの作業。春休み中だけどみんなよく働いているので、午後2時、学生5人を連れて車2台で「おか泉」に行ってきました。雨の中、店の裏の駐車場に着いたら、そこにたまたま大将が出てきていて、私を見つけてわざわざ駐車スペースへの誘導をしてくれて、さらに助手席から降りる五百蔵に傘を差し掛けてくれました。他人が見たら五百蔵はまるでVIPのお嬢様かと思うような待遇だ(笑)。

 で、あとの5人は雨に濡れながら店の表に回って(どういうこっちゃ)、ちょっとだけ行列に並んで冷や天おろしとおでんとおにぎりを食って来ました。さて、4月の授業開始までに仕上げないと行けない仕事がオオヤマヅミの神であるが、もうひと頑張り。
2015年3月17日(火)

 今日はわけあって朝から新規のうどん店を2軒も回るという、まるで「ゲリラうどん通ごっこ」連載中のような行動をしてしまった。それから大学に行って仕事して、3時から会議に出て、そこで臨時に発生した雑務を6時頃までやって、家に帰って晩飯を食って再び原稿に取りかかって、調子が出て来た夜の10時過ぎ、コピーライターのT山から電話がかかってきたのである。

 電話の要件はここに書くようなものではないが、とりあえず短い電話を切って仕事を再開していたら、今度は携帯電話が「You've got mail」とか言うたのである。

 T山とかD々とかは、電話より携帯にメールしてくることの方が多いのだが、さっき電話をかけてきたばかりだというのに今度はメールだ。言うとくが、私は携帯メールにも電話で返事する男だ。携帯でメールを打つのが極端に苦手だからだ。

 で、とりあえずT山からの携帯メールを見ると、一言で答えられる質問が一つ書かれてあった。一言か…一言なら電話も何やし、メールで返してやるか。

 でも一言では味気ないので、いつものようにいらんことを一文くらいくっつけて、私は、

「○○○○。これだけ打つのに1回失敗して8分もかかるから携帯メールはほとんど返信せんのや。」

 という文面で返した。本文通り、これだけ打つのに実際に8分もかかった(笑)。

 で、「送信」を押して、送れたのを確認して、携帯を充電器に繋ごうと思って差し込みのコードを探したらパソコンのコードに絡まっていたのでそれをほどいて、携帯の横っ腹を開けて、コードを繋いで、机の上に置いて、再びパソコンに向かおうとしたらいきなり携帯がまた「You've got mail」とか言うた。

 見ると、T山から今さっき送ったばかりのメールの返信が来ていた。何というスピードだ。私は燃えた。よし、今度はびっくりするぐらい速く返してやろう。

 というわけで、とりあえず文面は、

「速っ!(言うとくけどこっちも学習したら速いんぞ)」

で行こうと思って、私は早速、猛スピードで打ち始めた。

 まず、「速っ!」を打たないかん。「は…や…い」と。で、変換してみると、「早い」の下の方に「速い」とあったので、下に降ろして…「速い」のところに送っていって決定ボタンを押したら、よしよし、「速い」と打てたぞ。ほんで「い」をCLRボタンで消して、た、ち、つ、て、と、の次に小さい「っ」があるのは知っている。よし、「速っ」ができた。

 次はビックリマークだ。確かあれは「♯」のボタンを押してたらどっかにあったはずだ。「、」「。」「?」「!」、あった。よし、「速っ!」ができた。

 次は丸カッコだ。どこだ? ん? 丸カッコが見つからんぞ? 下の方の記号っぽいボタンを全部押し続けたけど、どこにもないぞ。上の方のボタンも押してみたいが、迂闊に押して全部消えたりしたら一大事だ。うーむ…勇気がなくてどこも押せない(笑)。

 あ、そうだ! 確か昔、誰かにメールを返信した時に「(笑)」が一発で出てきたことがあった。よし、(笑)を探して「笑」を消して「()」をゲットしよう。えーと、「わ…ら…」で変換してみると…お! (笑)が出た! これやこれや。これを確定して、「笑」を消して…よしできた。この中に「言うとくけど」から打っていくぞ。

 ん? もう3分経ったのか! 全然「こっちも学習したら速いんぞ」になってないやないか。あかんあかん、文面を変えないかん。仕方がない、
 
「速っ!(これだけ打つのにビックリマークの後ろのカッコを探すのに悪戦苦闘して今度は○分かかった)」

に変更しよう。何分かかったかは、打ち終えてから時間を見て入れることにしよう。えーと、こ…れ…だ…け…「うつ」で変換して「打つ」…の…に。カタカナ入力にして、ビ…ッ…ク…リ…マ…−…ク。漢字入力にして、の…「うしろ」は変換一発で「後ろ」…の…カタカナに変えて、カ…ッ…コ。そこから「を探すのに悪戦苦闘して今度は8分かかった」までスイスイと行ったぞ!

 さて、あとは時間を見て何分かかったか確認して数字を入れるだけじゃ。えーと…おお! 6分! さっきとよく似た文字数なのに2分も短縮したぞ! よし、さっき仮に「8分」と打ったやつを「6分」に変更しよう。えーと、カーソルを「分」と「6」の間に入れて、CLRボタンを押して「6」を消して…あれ? 「6」でなくて「分」が消えた。もっかい押してみたら、こんどは「か」が消えた!

 あーっ! カーソルの前でなくて、後ろが消えていくのか!

 呆然とする私の目の前で、突然、3回目の「You've got mail」の音声が響いて、携帯画面がメール受信画面に勝手に切り替わった。T山から、返信もしてないのに次のメールが来た。その瞬間、私の中で何かが折れた…

 もう返信しませんでした。私、携帯メールは原始人です。ちなみに、ここまでの日記の文章を書くのに約30分。こっちの方がメチャメチャ速いわ。
2015年3月16日(月)

 本日の四国新聞。

(見出し)
賛成43%、反対41%
大阪都構想 世論調査
7割「橋下氏 説明不十分」
(本文)
 共同通信社が大阪市の有権者を対象に14、15両日実施した電話世論調査によると、大阪市を廃止し、新たに五つの特別区に再編する「大阪都構想」について、賛成が43.1%、反対は41.2%と拮抗した。都構想を推進する橋下徹市長の説明に関し、70.1%が「十分ではない」と回答、「十分だ」とした22.8%を大きく上回った。(以下略)

 本日の産経新聞。

(見出し)
都構想 賛成43%反対41%
7割が「説明不十分」
(本文)
 産経新聞社は14、15の両日、大阪市内の有権者を対象に電話による世論調査を実施した。大阪市を5つの特別区に分割し、大阪府と共に再編する「大阪都構想」について、賛成は43.1%、反対は41.2%と拮抗した。都構想を推進する橋下徹市長の説明は「不十分」が70.1%と、「十分」の22.8%を大きく上回っており…(以下略)

***

 どっちも小数点以下一ケタまで数字が同じだから、一つの世論調査の結果だと思うけど、四国新聞は「共同通信が世論調査した」と書いてあり、産経新聞は「産経新聞社が調査した」と書いてありました。どっちですか?(笑) ちなみに、日経新聞では全く同じ数字で「共同通信社の世論調査」とありましたけど。

 ま、そんなことは大した話ではないのですが、この「説明が不十分」という、マスコミが行政等を批判する時によく使う表現は、じゃあどうすればいいと言っているのでしょうか。「住民にもっと説明しろ」ということは、「橋下市長は大阪市の住民の家を一軒一軒全部回って、住民一人ひとりに納得いくまで説明をして回るべきだ」と言っているのでしょうか。

 あるいは、「橋下市長はテレビで半日ぐらいかけて(詳しく説明するにはそれぐらいの時間は必要でしょうから)市民に説明するべきだ。それも、1つの放送局で1回放送しただけでは見ない人もいるから、全部の放送局で半日ずつ、1週間以上番組を買い取って説明するべきだ」と言うのでしょうか。

 あるいは、本にして(都構想を全て語り尽くすには、本1冊は必要でしょうから)大阪市民全員に配り、配っただけでは読まない人がいるから、さらに一人ひとりに説明に回れと言っているのでしょうか。

 あるいは、ネット上にはこれでもか、と言わんばかりの大阪都構想に関する説明や評論や意見があふれているのですが、そんなものは見ないという人たち一人ひとりに「ネットのここにこんなのが書かれていますから、よく読んでください。ちなみに、ここに書かれている評論はここが間違っています。こっちのサイトのこれはここが間違っています。これは本当はこういう意味です…」等々と説明して回れと言っているのでしょうか。

 あるいは…とか言っていると切りがありませんが、要するに「説明が不十分だ」と言うマスコミや市民は、じゃあ一体どうしろと言っているのか。マスコミはそこまできちんと詰めなきゃ。で、そこを詰めて考えて非現実的な話を取り除いていくと、最後に現実的な話として、

(1)橋下市長が説明した「大阪都構想」をきちんと整理して市民に知らせるのは、マスコミの仕事じゃないのか? 市民から「説明が不十分」という声が挙がるのは、マスコミの責任じゃないのか?
(2)「説明が不十分だ」という市民は、自分でちょっと調べたらそこいら中に説明があるのに、調べようともせずに「不十分だ」と言っているのではないか?

という話になってしまうような気がするわけです。何か、この記事は橋下市長を責めているように見えるけど、私には「当のマスコミの怠慢」と「市民の考えることを放棄した怠慢」が露呈した、としか読めないのですが…という、目の前にあった新聞から拾った無理やりの日記更新でした。
2015年3月10日(火)

 ここ1週間近く、毎日のように午前3時、4時まで仕事をしていて、昼と夜が180度ではないけど90度くらいずれていて非常によろしくない日々を送っております。だから昨日、10時半という中途半端な時間にがもうに行ったわけです。

 早よ寝て戻せばよさそうなものだけど、何かここのところ、昼間が慌ただしくて、夜にならないと原稿等の仕事が進まないというサイクルになってしまって。一昨日と今日は、気分転換に夜の10時頃に青春ゴルフ(夜11時まで営業)に打ちっ放しに行き、昨日は夕方6時から1時間かけて水槽の水替えと水草のレイアウト替えを決行するという変なサイクル(笑)。

 それがですね、水槽購入以来1、2を争うような「ええ感じ」のレイアウトができてしまいまして、昼間は水槽を眺める時間がいつもの倍くらいになるという、気分転換が時間のロスを生み出してしまうという本末転倒ぶりも発揮しておりまして。

 というわけでもう午前3時になりかけているし、一本ネタを書く時間もないし、目の奥がずっと痛いので、今日はこれぐらいにしといてやろう。
 
2015年3月9日(月)

 早よ日記を更新して沈めんかったら、またクラハシに怒られる…と思いながら、史上最長のブランクで史上最長の晒し者にしてしまった(笑)。すまんすまん。ま、成長中にはいろんな試練があるものだ、ということで。

 今日は午前10時半頃、うどんを食べに行くついでに原稿を渡すために、がもうに行きました。昨年来、讃岐うどんの過去の編纂というプロジェクトに取りかかっていて、そのコンテンツの一つである「がもうヒストリー」を「(笑)」をちりばめながら第一稿を書き上げたので、間違いや補足をチェックしてもらうために持って行ったわけです。

 続いてその足でクラフトマンズファクトリーに行って、今日は短く1時間半ほどコーヒーを飲みながら原稿を書きました。こないだ、私がクラフトマンで原稿を書いていることを知った団員Dが店に行ったらしく、「ホンマ良かったです。コーヒーはカロシトラジャをブラックで。メニューの裏にあるマトリクスで、左下のヤツです(笑)。狙いどおり、メチャ好みな味でした」というレポートを送ってきたので、いつも「今日はちょっと軽いやつから」とかいうアバウトな注文しかできない私であるが、「何じゃそれは」というわけでその何とかラジャーいうやつを頼んで飲んだら、ええのー、あれ。私が名指しで注文できる数少ないメニューであるモカマタリもあのマトリクスの同じ列の上の方にあったような気がするが、モカマタリより断然ええわ(笑)。

 で、いつものようにあんパンとクリームパンを買って、家に帰って仕事部屋に籠もって山のような原稿に再び取りかかりました。

 夜の9時半になりました。今日はこんな時間に家内と二人で遊に晩ご飯を食べに行きました。ささがきゴボウと豚肉と生姜を炊いたやつ、ネギとマテ貝のぬた和え、ひじきと豆の炊いたやつ、イイダコの煮付け、さぬきのめざめ(巨大なアスパラ)の焼いたやつに金山寺味噌、手羽元の焼いたやつ、漬物盛り合わせにご飯、デザートにイチゴ、というラインナップで、ゆっくり食べてたら11時近くになった。

 すると、お客さんも引いてきたので、女将さん姉妹(もう70歳くらい)を捕まえて、ICレコーダーを置いて1時間ぐらい、昭和20年代〜40年代あたりのうどんにまつわる話をさんざん思い出してもらって録音してたら、危うく日付が変わりそうになりました。

 この「讃岐うどんの過去の編纂プロジェクト」は「お年寄りの頭の中にある過去(戦前〜昭和40年代頃)の讃岐うどんのシーン」を人海戦術で徹底的に発掘して証言ベースのアーカイブを作ろうというもので、実はすでに10人くらいの地元のプロのライターたちが趣旨に賛同してくれて私と一緒に動いているのですが(麺聖森村も入っております)、かなり画期的で相当おもしろいアーカイブになりそうな予感がしています。数年がかりで完成させる計画です。詳細はまたいずれの機会に紹介しようと思いますので、お楽しみに。
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