2015年05月の日記 |
2015年5月28日(木)
ま、なんやかんやありまして、だいたいいつも3本〜5本を同時に抱えている重い原稿が久しぶりに残り2本という状態まで漕ぎ着けたのですが、昨日2本増えまして(笑)現在4本抱え中。加えて別の取材を終えている原稿も4本抱え中という、なかなか充実した貯め込みぶりの中、『インタレスト』の申し込み案内を忘れていました。
明日金曜日の昼、納品予定です。長年のファンの方々は6月1日と12月1日に発行することをご存じで、すでにたくさんの申し込みメールを頂いていますが、遅ればせながらご案内。
今回の特集は、「今そこにある重要文化財」「人生の記念日」「四国4県病院の診療科目名数&病床稼働率ランキング」の3本立てでございます。何やら真面目そうな内容に見えますが、大学の授業の一環なのでまあそれなりに真面目ではあり、しかし『インタレスト』なのでそんじょそこらにあるような普通の見せ方や普通の文章ではない(笑)、というレベルには何とか仕上がったと思います。
(以下、去年の11月末の案内のコピペ) いつものように冊子は無料ですが送料のみ「着払い」でご負担いただくことになっておりますので、それでもOKという方は、いつものようにメール、ハガキ等でお申し込みいただければと思います。
●メールでのお申し込み………interest@sg-u.ac.jp ●ハガキ等でのお申し込み……765-8505 香川県善通寺市文京町3-2-1 四国学院大学社会学部情報加工学メジャー「インタレスト編集部」宛
(申し込みの必要記入事項) ●送付先の住所、氏名(架空住所不可) ●年齢(詐称可) ●職業(偽証可) ●気の利いた一言(割愛可)
という、いつものような段取りでございます。 (コピペ終了)
それにしても、コピペ文化は便利だけどあまりよくないですねえ。2号前の『インタレスト』で「こんぴらさんの本宮から奥社までの石段の数が公式発表より30段多い!」という事実を発見したのですが(あの後、地元メディア2社から取材依頼があったものの、事が大きい話だったのか、情報はそのまま抹殺されています・笑)、あれも誰も検証をせずにいろんなメディアで情報がコピペで紹介され続けて来た結果だと思います。
で、今回扱った「重要文化財と天然記念物」も、きちんと取材をして調べてみたら、県レベルの公式発表で間違いではないかと思われる表記や疑問点がいくつも出てきました。それがどうも、これもおそらく情報をコピペしてきたためずーっと修正されないままになっていると思われる。しかも、「天然記念物の岩肌がごっそり削り取られている!」という事実も発覚しました。
さらに、ネットで一つの項目をいろんなサイトから検証していると、明らかにおかしいと思われる表記がコピペであちこちのサイトに流用されていることもたくさん見つかりました。そういうのが出てくるたびに、その場で一つ一つ指摘しながら編集作業をやってきているので、学生たちも少なからず、というか、かなり「情報収集」に対するリテラシーの勉強になっているとは思っているのですが。
ゴルゴ13の名言に「俺は自分の目で見たものしか信用しない」というのがあります(マニアしか知らんわ)。真偽の検証もせずに情報を発信していると、間違いが放置されるだけでなく、確実にその人間のメンタリティが幼稚になっていくと思います。せめてインタレストメンバーだけはその辺の基礎的な人間力を身につけてもらいたい、と考えながら私も頑張っていますので、引き続き、『インタレスト』へのご愛顧の程、よろしくお願いします。
あ、次号は今号の編集長五百蔵(いおろい)祐香ことキャプテン・イオが(逆か)歴代5人目の「助監督」に就任し、お嬢様・三宅友香が編集長に決定しました。インタレスト史上初の、二期連続「ゆうか」編集長です(笑)。あと、3年に中O友里乃と横Z友佳里がいて、インタレスト史上初の「友」が3人もいる状態が続いています。以上、どうでもいい情報もお伝えしました。
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2015年5月23日(土)
水曜日、授業を終え、会議を終え、夕方7時頃高松に帰ったらガソリンが底を突いていたのでいつものスタンドに寄って、このところ特に天気が崩れそうな気配がなかったのでついでに洗車。それから、夜の一山の原稿の前に腹ごしらえをしようと思って家内と二人でピッコロジジに行ってスープとサラダとスパゲティとピザを食べていたら、8時頃、雨が降ってきた! 何でやねん!
で、食べ終わって家に帰るまでのわずか10分の間、ずっと雨。洗車した車、わずか1時間でずぶ濡れになりました。しかも、一晩明けた翌朝から今日までずーっとピーカンの晴天とはどういうこっちゃ。
などという天からの妨害も何のその、本日、朝からクラフトマンズファクトリーに行って、2時間半くらい粘って、3つ目の山であった重い原稿を一本、ついに仕上げました。そのプチ解放感を使って、3週間もほったらかしていた水槽の水替えと水草のコケ取りをやりました。
1時間で見違えるように美しくなった水槽を数分眺めて、仕事再開。何しろ、2つ目の山はまだ登りかけている途中だし、さっき終えた3つ目の山はすぐに新たにあと2つが控えているという、エンドレスマウンテンである。
はあ〜、明日は朝から『インタレスト』の最終校正大会。それをとっとと済ませて、直ちに2つ目の山に取りかかる。この1週間、突っ込みたいニュースが2つも3つもあったのだが、忙しくて何だったか忘れてしまった(笑)。
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2015年5月17日(日)
『インタレスト』の原稿が、土曜日にようやく終わりました。あとはイラストとかの細かいパーツの補足と、怖い怖い校正作業(笑)を残すのみです。とりあえず、目前にそびえる3つの山のうちの1つを越えました。あと、山は2つ。1つ目の山に登っている間ずっと放置状態だった山2つを、何としても次の週末までに越えねばならない。
えー、2つ目の山の関係者の皆さん(結構多い)、今日から取りかかります。3つ目の山の関係者の方(1人だけですけど)、すみません、その後で必死でやりますので、もうちょっと待って下さい。でも、基本的にどの山も全部、毎日の仕事の大半の時間を占める「大学の授業とか大学の雑務」が終わった後の時間しか使えませんので、何卒ご容赦を。
まあ、1日が24時間しかなくて、そのうち6時間寝たら動ける時間は18時間しかなくて、8時間寝たら16時間しか動けないわけです。小学生でもできる引き算です。そこで、みんなが8時間働いているとすると、自分も同じ8時間だけ働いたら、みんなと同じリターン(金銭的報酬とか満足度とか)しか得られないというのが、資本主義経済の基本的なフレームですね。
で、今の社会でやっていく限り、「みんなより多く給料や満足度を得たい」と思ったら、方法は2つ。 (1)みんなより長い時間働く。 (2)みんなより付加価値の高い仕事をする。 のどちらかです。そう書くと、重箱の隅をつつくように「そうではない」という事例を挙げてくる人がいますが、大きく俯瞰した原理原則の話をしているのでそういうのは無視して(笑)、まあ働く時間を増やすか、同じ時間でより付加価値を出すか、の二択だと私は思っているわけです。
すると、みんなと同じ時間働いてみんなと同じようなアウトプットだけを出していて「給料を上げろ」という話は、原則から言えば成立しないロジックだという話になる。よって、「仕事をして出したアウトプットで自分以外の第三者が喜んでくれることが自分の満足度に直結する」という性格の私は、頑張って8時間以上の仕事をし、文章一つ、企画一つについて、いつも「より付加価値を出すためにどうすればいいか?」を考えようとして、考えが足りずに苦悩しているわけです(笑)。
さて、同じように、毎月100万円の売上があって120万円の経費(原価と販売管理費)が出て行っている会社を「毎月10万円の利益が出る会社」に立て直そうとすると、方法は2つ。 (1)売上を130万円に伸ばす。 (2)経費を90万円に減らす。 この2つが原理原則であることは、小学生でもできる足し算、引き算ですから誰でもわかりますよね。
で、このうち(1)の売上を130万円に伸ばすのは、競合も強いし知恵も出ないから短期的にはかなり難しい。しかし、経費を見ると明らかに無駄遣いが多くて、当面の危機を脱出するためにはそこに手をつけるのが当然優先されるべきだ……というロジックでやろうとしたら、今、分不相応な経費を享受している人たちから重箱の隅をつつくような「そうではない」という枝葉の話がいっぱい出てきてつぶれちゃったのが、大阪都構想(笑)…というのが私の感想なんですけど。
俯瞰的に見た原理原則論だけで言えば、大阪は「売上は伸ばしたくない(画期的な成長戦略も出ないし、原発も止めてるし・笑)。でも、経費も削減したくない。都の財政がどうなろうが、今の自分たちの既得権や受けるサービスは手放したくない」という選択をしたのだと思います。
これが、事情のよくわからない私には「じゃあどうするんだ?」という答が全然見つからない(笑)。都構想に反対する人は、「売上を伸ばす戦略もなく、経費も節減しないで、毎月100万円の売上があって120万円の経費が出て行っている会社を毎月10万円の利益が出る会社に立て直すための答(方法)」を持っているのかなあ。もし持っているのなら、それ、世界中にものすごい値段で売れますよ。だって、誰もまだそんな方法を実践してないし、誰もがノドから手が出るように欲しがっているんだから。
などという、シンプルな原理原則の足し算、引き算の話でした。枝葉の話はよくわかりません。さ、仕事しよ。
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2015年5月4日(月)
ふいー、「インタレスト」の第一特集、12ページの原稿と割付が終わった。あと、第一特集の写真の抜けの整理と、第2、第3特集の12ページと。
今回の第一特集は、ページ数は多いけど情報加工の度合いはそれほどでもないから、素材さえ集まれば原稿と割付はそんなに苦労することはないだろうと思っていたのだが、素材集め(情報、データ、写真撮影等)を学生にかなり任せていたのがまずかったか…。いざ仕上げの段階になって精査しながら原稿と割付にかかったら、使えない写真がぞろぞろ出てきて、撮り直しの連続でえらい苦労している。
しかも、撮り直しに行くのに「バイトで忙しい」とかで動けない学生や“動かない学生”がいっぱいいて、私はこないだの土曜日、一人で撮影に行って、ええ歳して日焼けして帰ってきたがな(笑)。
明日も学生2人連れて、朝から撮り直しの撮影に行かないかん。それから編集室に帰って直ちに写真の整理をして、割付の修正をして、松本君にデザインを発注して、残りの第2、第3特集の「見せ方」の方向性を決めて、明後日から直ちに12ページに取りかかることになる。くそー、絶対クリアするぞ!
4月の後半、一昨年の強力編集スタッフのO西とタケちゃんが立て続けに編集室にやってきました。二人とも、頑張って仕事してるみたいです。去年卒業したメンバーは音沙汰がないけど、ま、早から休日に編集室に来るようではいかんから、新社会人で頑張ってるんだろうと思います。あ、F田と白玖、卒業の時にきみらがプレゼントしてくれた観葉植物、俺の研究室でもう枯れ始めよるぞ(笑)。「これ、ほとんど水やらんでええやつですから」言いよったのに、どないなっとんや。
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