2015年11月の日記 |
2015年11月30日(月)
『インタレスト』が終わって、しばらく放置していた別の山に取りかかろうとし始めた矢先、キャッチアコールドである。仕事の出鼻はくじかれたが、体の出鼻は止まらない(笑)。今晩の『うどラヂ』収録は、鼻をかみながらの3本録りであった。
土曜日の夜から、上あごの奥からノドにかけてがヒリヒリし始めた。そこで、風邪とインタレストの締切は「早めに叩いておく」のが有効だとこの歳になってようやく身に染みてきた私は、今回はこういうラインナップで攻めてみました。 ・気休めの市販の風邪薬「ジキニン」 ・去年の風邪に引き始めに飲んで効いた「活蓼28」というドリンク剤。 ・ノドの奥にピュッピュッとするイソジンみたいなやつ。 ・総合ビタミン剤「アクティベックス100Q」とかいうやつ。
その結果、翌日曜日の朝、上あごの奥とノドのヒリヒリは解消。ところが今度は日曜の夜から、くしゃみ鼻水鼻づまりの第二波がやってきて、今日に至る。現在、体調はベストの63%(当人比)。本当は47%ぐらいだけど、病は気から、住まいは木から、と言うように、強気でいた方が活力が出てくるというものだ。でも、一本ネタをまとめる集中力が出てこない…
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2015年11月25日(水)
『インタレスト20号』、印刷に入りました。27日(金)の夕方、編集部に納品される予定ですので、いつものように希望者のお申し込みを承ります。
(以下、6月末の案内のコピペ) いつものように冊子は無料ですが送料のみ「着払い」でご負担いただくことになっておりますので、それでもOKという方は、いつものようにメール、ハガキ等でお申し込みいただければと思います。
●メールでのお申し込み………interest@sg-u.ac.jp ●ハガキ等でのお申し込み……765-8505 香川県善通寺市文京町3-2-1 四国学院大学社会学部情報加工学メジャー「インタレスト編集部」宛
(申し込みの必要記入事項) ●送付先の住所、氏名(架空住所不可) ●年齢(詐称可) ●職業(偽証可) ●気の利いた一言(割愛可)
という、いつものような段取りでございます。
さて、今回の特集3本は、何か言葉では非常に説明しにくい内容ばかりなので、本編のタイトルとリード文を再掲することにします。まず、第一特集。
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テレビのテロップが日本語の表記を崩し始めている?!
メディアの日本語表記大調査
近年、「バラエティー番組を中心としたテレビ番組のテロップに、目に見えて誤字脱字が増えてきた」とお嘆きの諸兄が結構おられるのですが、誤字脱字にも増してテレビ番組のテロップに氾濫しているのが、「今までひらがな表記だった言葉がどんどん漢字表記に変わってきている」という事実。いや、「事実」といってもほとんどの人はあまり意識していないかもしれませんが、表現と情報発信の授業の一環である『インタレスト』は、ちょっと気になったわけです。そこで、人海戦術を得意技とする「イナゴ軍団」の出動となりました。
<調査の手順> 表記の仕方が「漢字」と「ひらがな」に分かれていそうな11種の日本語をピックアップし、いろいろなメディアの表記がどうなっているかを徹底的に拾い出した。 <調査したメディア> ●新聞…「朝日新聞」と「産経新聞」の9月の朝刊を8日分、隅から隅までチェック。 ●雑誌…「週刊文春」10月8日号、「サライ」10月号、「家庭画報」10月号、「セブンティーン」10月号の全ページを隅から隅までチェック。 ●テレビ…8月〜9月頃に放送されたいろんなテレビ番組のテロップを闇雲に採集。 ●学生…学生が提出した田尾先生の授業の最終レポート数百人分の文章表記を徹底チェック。
そして、夏休みをフル活用して苦節2カ月以上調べに調べた結果、代表的な11の言葉について、メディアの表記はこんなことになっていました! これを日本語表記の「乱れ」と見るか、あるいは時代に合わせた「変化」と見るか。とりあえず議論の入り口にでもなれば、当編集部は本望です(笑)。
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という入り口ですが、これでも中身がどうなっているのかよくわからないと思います。とりあえず、期待は裏切らないレベルにあると思いますのでどうぞお楽しみに。続いて第二特集。
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香川県と形がそっくりの世界の自治体を探せ!
香川と世界の形そっくりショー
「香川県の形に似た世界の自治体を探そう」という、久しぶりのインタレスト・オバカ企画を提案したのは、これまで2年間ロクに働いてなかったG田であった。 G田「卒業がかかってるんで必死でひねり出しました」 “追い込まれると壊れる”お子たちが近年多くなってきたが、追い込まれると思わぬ力を発揮するやつもまだまだいる(笑)。ただし、企画が成立するかどうかは、そんな香川県にそっくりの世界の自治体が見つかるかどうかにかかっていた。そして苦節2〜3カ月、ネットを中心に必死で世界中の自治体をサルベージした結果…予想外にたくさん出てきました。本編、これまた久しぶりの「お笑い座談会」でまとめてみましたので、どうぞお楽しみください。
【審査委員】 田尾和俊(香川県に形がそっくりな世界の自治体評論家) 笹木 和(GOODNEWS主宰) 和田画伯(編集屋主宰) 谷本小百合(「リビングたかまつ」お笑い編集者) 合田卓也(インタレスト20号特集リーダー)
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これ、香川県以外の方にはあまり興味をそそられないように思うかもしれませんが、相当おもしろいです(笑)。期待は裏切らないレベルにあると思います。そして第三特集は、
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今さらですが、香川県、8市9町の基礎データを比べてみました。
平成13年(2001年)まで「5市38町」あった香川県の市町は、平成の大合併で平成18年に現在の「8市9町」に。合併当初は多くの県民が新市町名に違和感を持っていたようですが、何となく落ち着いてきた感があるので、ここで改めて新市町のいろんな基礎データを並べてみることにしました。
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何か平凡な企画に見えるでしょ? でも、こんな平凡な企画を平凡に紹介するようなインタレストではありません。わずか4ページですが、ちょっと「毒」が入ってたりして(笑)、ヘタな新聞より考えさせられる特集に仕上がったと思います。
そういうわけで、今日のインタレストの授業は20号の反省会と、21号の新体制発表を行いました。4年生は来春巣立っていくので、新体制は3年生と2年生の組閣です。新編集長は中尾友里乃、副編集長は大野瑞季。久しぶりの香川勢の首脳陣です。以下、特集リーダーは菅野遼祐(高知)、倉橋比呂人(香川)、横関友佳里(香川)、谷祐希(高知)。さあ、どうなりますことやら。来週から、次号の企画会議開始です。
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2015年11月16日(月)
インタレストの原稿が第3特集の4ページを残すのみとなった木曜日以降、最終データの不備で少々手間取ってはいたのだが松本君から音沙汰もないので油断して、土曜日の朝、久しぶりに峰山に登ってきたのである。そしたら、その夜、松本君が先に渡していた7ページのデザインをアップして持って来た。それと入れ替えに次の11ページを渡したのだが、心中にわかに穏やかでなくなってきたぞ。
日頃から「上を見て頑張るより下を見て安心せよ」をモットーにしている私であるが、これの弱点は「下が頑張って近づいてくると必要以上に焦ってしまう」ことにあるのだ(笑)。今、第3特集4ページのうちの3ページは何とかアップしたのだが、残りの1ページにまたデータの不備が発見されて、必要以上に焦っている。明日、情報収集担当の学生に確認せないかん。すべては明日。明日中に終わらせるぞ。
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2015年11月12日(木)
先日豪語した『インタレスト』のスケジュール目標の、
(1)9日(月)の夜中に第1特集付随の3ページアップ。 (2)10日(火)の授業終了後から深夜、11日(水)終日、12日(木)の授業終了後から深夜で第2特集をアップ。
について、「1日前倒しで進行している」ということを報告すると、『タウン情報かがわ』創刊以来の私の仕事ぶりを知る者とヘビーなこの日記の読者は目が点になり、まだ第1特集のデザインに苦しんでいる松本君は驚愕のあまりアゴがカカトまで落ちてしまったことだろう。
今気がついたが、「驚愕」の「愕」と「「アゴ(顎)」の字が似ているのはそういうことなの?(笑)
そういうわけで、「木曜日の深夜にアップ」の計画だった第2特集6ページは、8ページに膨らんだにも拘わらず、1日前倒しの「水曜日の夜8時頃アップ」したのである。本日木曜日の時点で、私は「いつでもデザイン発注できる11ページの原稿データと写真データと割付」を持って、残りは「第3特集4ページと編集後記だけ」になっている(以上、状況報告に見せかけた松本君への圧力的業務連絡・笑)。
それにしても、一時はどうなることかと思った月曜日のアクシデントからの、一気の進行である。
(月曜日) 締切のこの期に及んで第一特集付属の3ページの撮影がまだ残っているという大ピンチにあって、朝から撮影の予定があいにくの小雨模様。五百蔵助監督から「天気がこんな状態ですけど、どうしましょう」という電話がかかってきたが、もう天気を待っている状況ではないので「何としても行って写真を撮ってくる。しかる後、もし印刷入稿までに好天に恵まれて撮り直しができれば、写真を差し替える。できなければ、今日撮った写真で行く」と言って撮影を決行した。
朝の10時から、私と五百蔵、吉本ラミレス副編集長、特集スタッフの溝渕の4人で大学を出発し、西讃のある山中で1件目の撮影を終了。昼の12時前に谷川米穀店に行って昼食のうどんを食い、続いて13時過ぎに山内に行って第2昼食のうどんを食い(笑)、14時にニューレオマワールドに行って2件目の撮影を完了して、16時前に大学の編集室に帰る。
そこから編集室で作業を始めたのだが、急に私の体調が悪くなって、その日はそこで解散することになった。ところが、善通寺インターから高速に乗って府中湖サービスエリアを過ぎたあたりから、睡魔がらみの目まいがいよいよきつくなり始めたのである。下りる高松西インターまではあと5分くらい。私はほっぺたをしばき、爪楊枝で耳の穴を掻きながら眼球のかすみを必死で抑えて、何とか西インターを下りて、すぐそこにあるコンビニに車を停めて、ユンケルの高いやつを2本買いました。で、その場で1本飲んで、ここから家まで10分少々なので何とかたどり着こうと思って車に乗り込んで、そのまま車中で40分ぐらい寝てしまいました。
(火曜日) という今週の始まりだったのだが、翌火曜日には何とか体調は回復。朝から授業までの時間で昨日の残りを整理して3ページ完了した。それから授業を2本終えて、15時30分頃から第2特集の編集作業を再開し、特集担当の藤原と菅野と3人で必死の情報整理作業をやって、この日は終了。
(水曜日) そして、水曜日は朝から晩まで、助監督五百蔵、編集長の三宅、副編ラミレス、特集リーダー藤原たちと脅威の集中力で編集作業をぶっ続け、晩はデリバリーのピザを食って頑張り、一気に8ページを仕上げたのである。
なぜ1日で8ページも仕上がったのか? 理由は、
(1)藤原&菅野チームがそれまでの情報収集をものすごくやっていたため、ものすごく下準備が進んでいた。 (2)編集長の三宅が歴代学生スタッフの中でもダントツの「割付お嬢様」で、私がパソコン上で原稿とデータの最終整理をしていく端から、隣でどんどんページの割付を仕上げていった。
の2点です。 田尾「それにしても、何でこれを1カ月前にやってなかったかなあ」 藤原「私がインタレストに入ってから毎年同じことを言っていますね」
(木曜日) 今日は、授業終了後、16時頃から第3特集担当の副編高田とスタッフの海野、中津、五百蔵助監督が集合。一気に進めようと思ったのだが、集めたデータの整理が不十分で、最終データ整理だけで終わった。しかし、何とか編集作業は終わりが見えてきた。さあ、あとは松本君次第だ、という圧力的業務連絡(笑)。
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2015年11月8日(日)
『インタレスト』の編集作業が、かなり追い詰められております。
今朝も朝の早よから大学に行って、駐車場に入りかけて「うーむ、先に腹ごしらえをして気合いを入れようか」と思って駐車場を通り過ぎて宮川に行ったらまだ店が開いてなかったというくらい早くから大学に行って、とりあえず一人で編集作業を頑張っていたら10時になって、学生の藤原と菅野が来て、遅れて吉本ラミレスが来て、そこから4人でものすごく頑張ったのである。
今回の第1特集は既報の通り、久しぶりのオバカ座談会企画が7ページという、『インタレスト』の永遠のライバルである『タモリ倶楽部』とみうらじゅんもうならせるような「ようそんなこと思いついたわ」という特集で、すでに松本君にデザイン発注が終わっている。
続いてその第1特集の流れで、これも「ようそんな比較するわ」という関連企画が3ページ。こいつは原稿も割付も完了して、あとは明日の撮影2点を残すのみとなった。
で、こないだから第2特集に取りかかっているのである。
第2特集の担当役員(副編集長)はラミレス。特集のチームリーダーは4年の藤原。その下にサブで3年の菅野。その下に作業スタッフが数人付いて、夏休み以来、『朝日新聞』と『産経新聞』と『週刊文春』と『サライ』と『家庭画報』と『セブンティーン』と、テレビ画面と、学生が提出した私の授業の最終レポート数百人分を、目を皿のようにして隅から隅までチェックして、おそらくこんなことをやったのは世界中で我々だけであろうと思われる非常に興味深いデータを収集した。それをいよいよ、ページに仕上げる作業に突入したのである。
あ、こんな書き方したら、また勝谷さんに「チラ見せの説教エロ」って言われる(笑)。えーと、詳細は全部入稿してから申し込み募集をする時にちょっと紹介します。たぶん、勝谷さんとか編集屋の和田とか、その他、日本語に造詣の深い方々にはきっとその視点を評価していただけると思いますので、ご期待下さい。
田尾 このデータはなかなか素晴らしいぞ。 菅野 ありがとうございます。 田尾 さて、問題はこれをどう見せるかや。選択肢をいくつか考えるぞ。まず、フリーレイアウトでこういうふうに、全体に楽しそうに見せるという案。次に、比較の結果を視覚的にパッとわかるように見せるために、棒グラフにして並べるという案。次に、棒グラフが並ぶと固そうに見える恐れがあるから、円グラフで並べてみせるという案。 ラミ 私は円グラフが好き。 田尾 好き嫌いで決めるんじゃない。どっちで見せても同じようにメッセージが読者に届くのなら、あとは好き嫌いで決めてもかまんけど、今回のネタは棒グラフにした時と円グラフにした時のメッセージの出方が違う。棒グラフは比較のメッセージ、円グラフは比率のメッセージがより強く出る。このネタは、どっちのメッセージをより強く訴えたいのか? つまり、好き嫌いではなくて、どっちが「よりいいか」を考えて決めないかん。考えろ。 ラミ ……… 藤原 ……… 菅野 ……… 田尾 ………
田尾 ………よし、だいぶ考えたから、とりあえず昼飯にうどん食いに行くか。 藤原 あの…「田尾先生と一緒にうどん食べに行ったらその日はそこで力尽きて終わる」って、代々の先輩から伝わってるんですけど… 田尾 誰がそんなデマを伝えとんじゃ。 ラミ 白玖さんとか。 田尾 あいつはそういうところだけ鋭いのー。
とりあえず、今日は朝飯も昼飯も抜いて、蒟蒻畑を4個とコーヒーだけで頑張りました。その結果、なんとか第2特集までは先が見えてきました。ひょっとしたら、こっちが第1特集になるかもしれんという勢いです。
そういうわけで、今後のスケジュール目標は、 (1)9日(月)の夜中に第1特集付随の3ページアップ。 (2)10日(火)の授業終了後から深夜、11日(水)終日、12日(木)の授業終了後から深夜で第2特集をアップ。 (3)13日(金)の授業終了後から深夜、14日(土)終日、15日(日)終日、16日(月)終日で、第3特集アップ。 (4)17日(火)から校正と最終原稿修正、素材追加など。 (5)22日(日)最終大校正大会。 という感じですが、守れる気がしないので、周りの皆さん、あと2週間ほど、私に仕事を持ってこないで下さい(笑)。
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2015年11月2日(月)
昨日のバンドの音は、香川大学の大学祭だったそうです(笑)。
情報をくれたごんからのメールを無断転載すると、<金曜〜日曜のは香大の学園祭です。我が家は、毎年日曜の昼間から夜まで、家以外のとこに避難しておりますわ。実は、10年くらい前に「もうちょっと小さくてもえんちゃうん?」って大学に電話したことあったんですけど、「あれは学生が運営してるんで・・・(その後無言)」って返答しかなくて、学生に言ってもなぁって思って、もう諦めましたわ>とのこと。ごんの住んでるマンションは香大からはうちと同じくらいの距離にあるけど、いやー、みんな我慢してるんやなあ(笑)。
ちなみに、四国学院大学の学生バンドもなかなかすごいですよ。うちの大学には演劇やコンサートができるスタジオがあるのだが、私の研究室はその2階にあって、たまにそこで学生バンドの発表会みたいなのがある時は、私は絶対に研究室で仕事をしないことにしているもの(笑)。
それにしても、香川は学生バンドに限らず、ストリートミュージシャンのレベルもどんどん落ちているような気がしてなりません。
思い起こせばもう15年以上前の話ですが、タウン誌の会社の社長をやりながら毎週3日くらい徳島に経済情報誌のマネジメントの仕事に1年間くらい行ってたことがありました。毎週、風呂も付いていない四畳半くらいのアパートみたいなところで寝泊まりしていたのですが、ある日の夜の10時も過ぎた頃、銭湯から帰りに人っ子一人いないアーケードの商店街を歩いて帰っていたら、どこかからギターの弾き語りで『スタンド・バイ・ミー』が流れてきました。
私は一瞬、どこかでレコードをかけているのかと思って音の流れてくる方へ歩いて行ったら、20代前半と思われる青年が一人、商店街の地べたに座って弾き語りで歌っていました。観客は、その青年の彼女と覚しき女の子が一人だけ。その歌があまりにうまいので(何せレコードかと思ったんだから)、私はそこに行って座って30分くらい、黙って聞いていたことがあります。
それを機に、高松に帰ってからも時々、夜の商店街や高松駅前を通りかかった時にストリートミュージシャンがいたら、ついつい見に行ったりしているのですが、あきませんわ。どこかにうまいのがいるのかもしれないけど、残念ながら私は高松ではただの一回もうまいストリートミュージシャンに出くわしたことがない。とにかく、後にも先にも、あの徳島の商店街で出会った若者ただ一人だけです。
いや、昨日も書いたけど、ヘタなのは別に構わないと思うんですよ。でも、あのヘタさで人前に平気で出るかなあ…という、まあ“近頃の若者”の心理分析的興味と、あとはおっさんの勝手な嘆きです。こんなん言ってたらまた敵を作りそうだけど、ほんと、余計なお世話だろうけど、誰か何か言ってやった方がいいと思いますよ。
続いてメールの無断転載をもう一本(笑)。こないだの「あまりにも社会の常識と思考能力に欠けた大の大人に辟易するという出来事」について「その事件のことをU原がめちゃめちゃ知りたがっていたが、書かない(笑)」と書いていたら、コラムニストの勝谷さんから、「そういうのを朝日新聞的には「説教エロ」と言う。チラ見せですね。田尾さんが書かんでも私が書くから、教えてよ」という脅迫メール(笑)が来た。私は上原には屈しないが勝谷さんには屈するので、「有料配信メールには絶対書いたらいかんで」と念を押して、事件の一部始終をこの日記2日分くらいに要約して(全部説明しようとしたら本になりそうなので・笑)お伝えしました。でもここには書かない…と書いたら他の人たちに対してまた「説教エロ」になるのか(笑)。いや、そんな大した話じゃありませんので忘れて下さい。
というわけで夜中の0時過ぎまでかかって日記2日分の返信メールを書いたので、今日はこれぐらいにしとこう。まだ目が冴えているので、もうちょっと仕事をしてから寝ることにする。
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2015年11月1日(日)
4時間ほど寝て、朝8時過ぎからインタレストの第一特集の仕上げ作業を再開。今日は自宅の仕事部屋だ。
私の仕事部屋の机は、正面は壁で、左は窓があって、窓の向こうには高松の市街地と屋島と瀬戸内海が見えるのだが、マンションのちょっと高い位置にあるせいか、窓を開けていると外の音が結構入ってくるのである。いつもは車の走る音だったり遮断機のカンカンという音だったり、まあ生活の雑音程度なのでほとんど気にならないのだが、今日は参りました。
午前中から、香川大学なのか中央公園なのかわからないけど、どこかでバンド演奏みたいなのが始まって、若い子のロックが風に乗って延々と聞こえてくる。それがもうヘタなの何のって(笑)。とにかくマイクでがなり立てているボーカルが、声は汚いわ音程はとれないわ。しかもその後、次から次へとひどいボーカルと哀れなドラムのバンドが続く。あまりのヘタさに、どこまでヘタなのかちょっと聴き入ってしもたわ(笑)。
あれ、香川大学で学生が何かやってたのかなあ。もしそうだとしたら、私がタウン情報誌で編集長をやってた頃は、香川大学の学生のバンドは相当うまかったぞ。当時(もう30年近く前)、香川大学に「シェイク」というバンドがおったけど、わざわざライブを聴きに行ったことがあるもの。
まあ、誰でも最初はヘタなんだから別にヘタがダメとは言わないけど、昔は「ヘタだからとても人前には出られない」というメンタリティがもうちょっとあったような気がするんよねえ。
音楽レベルの低い歌手やバンドばっかりテレビに出るから、そればっかり見てきたためにうまい、ヘタの判断ができない若者が増えて来たんだろうか。昔は高松でも楽器屋やホールに音楽通の大人がたくさんいて、学生レベルのバンドにも教えたりダメ出しをしたりしてたけど、そんな大人がいなくなってヘタが上手にならなくなってきたんだろうか。
とか思いながら、ついにインタレストの第一特集の7ページを上げて、夜8時頃、松本君に渡してきました。久しぶりのお笑い座談会特集です。昼過ぎに上村さんから電話がかかってきて「次のインタレストは何をやるんだ?」と聞いてきたので内容を説明したら、「オバカやなー」と笑われました。よし、手応え有り(笑)。
あと17ページです。午前2時を回ったので、ちょっと寝ます。
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