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2017年07月の日記
2017年7月22日(土)

 体調が90%ぐらい回復したので、退院後初めての『うどラヂ』収録に行ったら、ごんとH谷川君から思いがけない指摘を受けた。

ごん「団長が入院したいうのを聞いて、失礼ながら、もし万が一そのまま団長がポックリ逝ったらどうなるかと思ったんですよ」
田尾「ほんまに失礼なやっちゃな」
ごん「でね、もしポックリ逝ったら、たぶんいろんなところから『うどんの食べ過ぎが原因』って言われますよ」
H谷「絶対言われます」
ごん「すると、讃岐うどん界にとってとてつもない逆風が吹き始めることは間違いない」
田尾「すると、俺は勝手に死んだらいかんということか!」
H谷「そうですよ。団長だけの話でなくなりますから」
田尾「俺はえらいもん背負っとるわけか…」
ごん「ほんまに、頼みますよ」

 まいったな。しかし、私ももういつまでも中年でないからなあ…(「もういつまでも若くない」などという局面はとっくに過ぎているので・笑)

田尾「よし、じゃあこうしよう。もし俺がポックリ逝ったら、君たちは俺が死んだことを10年ぐらいひた隠しにしておく」
ごん「武田信玄の3倍ですか!」
田尾「死せる孔明、生ける仲達を走らすじゃ」
ごん「誰が走るんですか」

***

 しかし、人間の体というのは頑張るのである。

田尾「私が即入院を宣告された時、血液検査で白血球が通常3000とか5000のところ、2万数千になっていたらしい」
ごん「何かわからんけど、ひえ〜、ですね」
田尾「これはどういうことかというと、通常3000とか5000の白血球防衛軍が表で警備に当たっているところへ、敵のウイルスが攻撃を仕掛けてきたら、後方から2万の防衛軍が出動して敵と戦い始めたということや。その激しい戦闘が39度の熱となって出てきた」
ごん「なるほど」
田尾「そこへさらに、外部から『点滴軍』が投入されて、ついに敵のウイルス軍を撃退したと」
ごん「全く、そういうことでしょうね」
田尾「俺は改めて、2万5000の防衛軍を保持していてよかったと思ったね。さらに、外部点滴軍と軍事同盟を結んでいたので助かった。これがもし、『白血球防衛軍を保持しているから戦闘が起こったんだ。白血球軍を放棄し、敵ウイルスが攻めてきても話し合いで解決すべきだ』とかやってたら、今頃敵に占領されて一巻の終わりになってたところや」
ごん「ま、ツッコミどころ満載の例えですけど(笑)」

 などという冗談も出るほどの今日この頃です。退院後の初うどんは「がもう」でした。いつもは「大と天ぷら2つ」食べているのだが、

田尾「病み上がりやけん、小と天ぷら1つにするわ。けど、先週入院で来てなかったから、2週分ということで、その倍で」
ガモ「いつもと一緒ですやん!」
2017年7月16日(日)

 先週の日曜日、朝からちょっと体調が悪くなったのである。素人診断で何となく「結石」絡みのような気がしたので、「早よ流してしまおう」と思って水やお茶をいつも以上に飲んでいたのだが、翌日月曜になっても状況はちっとも好転しない。そこで、月曜の午前中に入っていた用事を一つ済ませて、午後1時半頃、病院(以前、結石で緊急処置をしてくれた病院)に行ったのである。

 そしたら、玄関が閉まっていた。表の診療日時の表示を見ると、「午後の診療は午後2時30分から」とある。そうか、昼休みか。

 そこで改めて2時半に出直して行ったら、あれ? やっぱり玄関が閉まっとるでないか。ん? 貼り紙があるぞ。近寄って読んでみると…なになに?…「(昨日と今日だけ)院長が出張で診察できない」って、病院まで臨時休業に当たるんかい!

***

 私は翌日から授業ラッシュなので、何とか今日中に病院で見てもらおうと思って、すぐさまそこから一番近い大きい病院に行った。受付で体調を詳細に伝えたら、「内科か、結石だったら泌尿器科ですけど、どっちも午後は手術やら何やらでびっしり埋まっていて、今から診察を受けるのは難しいかもしれません。手術の合間に診てもらえるかどうか、ちょっと調べてみます」と言われた。

 それから20分ぐらい待たされた後、看護士か何かのおばさんがやってきて、「診られるとしても1時間後になるか2時間後になるかわからないので、急ぎなら近くの○○病院に行った方がいいと思います」と言われた。何としても今日中に診てもらいたいと思っていた私は、すぐさま紹介されたその病院に行った。

 その病院で内科の診察室に入った時には、もう午後4時前になっていた。ところが、出てきた内科の医者に私が「熱がある、頭痛がだんだん激しくなってきた、排尿時に以前結石が下りてきた時とよく似た痛みがあるが、素人の印象だからよくわからない」等々の状況を説明すると、医者がニベもなく「うちには泌尿器科がないから診察できない」と言ったのである。

 診てくれないのなら仕方がない。私はそのままその病院を出て、ダメモトで「インシュリン分泌不全」で3ヵ月に1回ぐらい通い続けているなじみの病院に突撃した。

***

 午後4時30分、なじみの病院に行くと、もう午後の診察受付時間は終わっていたが、親切な受付の人や看護士さんが手の空いている医者をいろいろ捜してくれた。でも、内科の先生も泌尿器科の先生も誰も空いている人がいないという。

 そうこうしているうちに、もう5時20分ぐらいになってしまった。私は、「もう迷惑掛かるから帰ります」と言った。それでも、看護士のおばさんが「もうちょっと待って」と言って私を引き留めて、それから10分くらい経って「5時半の脳外科の先生が当直で来るんやけど、頭痛だけでも診てもらう?」と言ってきた。私はワラにもすがりたい思いだったので、待つことにした。

 そしてようやく午後5時半、脳外科の先生の診察室に入りました。先生は私の状況説明を聞いた後、「とりあえず、血液検査しましょう。あと、もし時間が大丈夫なら、脳のMRIとレントゲンとCTも撮って調べてみますか?」と言ってきたので、どうせならこの際全部調べとこうと思って、全部やってもらった。それから、検査結果が出るまで、診察台に横になって点滴を受けていたのである。

 30分ぐらい点滴をしていると、どうやらカーテンの向こうの方に先生がやってきたらしくて、看護士に何かを説明した後、誰かと電話を始めた。内容はほとんど聴き取れないのだが、途中で「田尾さん」という言葉が聞こえ、「2万…」云々の数字が聞こえ、何やらイヤな予感がし始めたと思ったら、先生がこっちにやって来て言った。

先生「田尾さん、今から入院できる?」
田尾「へ?」

***

 というわけで、まあ何やかんやありまして、この週は四国学院に来て初めて「1週間の授業、全部休講」にして、入院しておりました。途中、「ダート1800mで2ケタ着順の馬の上がりタイム」ぐらいの体温が3日ぐらい続き、何度も「子供は自立しとるから何とかなるだろう。家内は、あんな額の貯金じゃ厳しいのは明白であるが、まあどないかするだろう(笑)。あと、私の身の回りに残してマズイものは………よし、何もないから大丈夫(笑)」とか考えたりしましたけど(笑)、金曜日の朝から奇跡の回復を見せ、何とか帰還してしまいました。

 入院中の小ネタもちゃんと採集してありますが、いずれ機会があれば小出しにするとして、今日は一つだけ。

 ある日の朝、病院で朝食を摂った後、食事を下げに来た真面目そうでおとなしそうでちょっとおどおどした感じの若い兄ちゃんが、こう言いました。

「失礼します。ご飯の方、お下げになってもよろしいでしょうか」

 私はすぐさま笑いを交えながら「日本語の文法と敬語」のレクチャーをしてやろうと思ったけど、何せ熱がダート1800mの上がりタイムだからその気力もなく、

「あ、お願いします」

と言って帰してしまったのが悔やまれる。誰か、ちゃんと教えてやってください(笑)。
2017年7月6日(木)

 火曜日の「さぬき文化論」の授業で「うどん」の映像を見せたら、辛抱たまらなくなった学生が2人、「うどん食べに連れて行ってください」と懇願してきたのである。1人は青森から来た1年生O田、もう一人は青森よりは近いが三木町に住んでいた1年生F川(近いわ)。

 そこで昨日の水曜日、11時から1時くらいまでの2時間だけ時間が空いたので、「行くぞ」ということになったのである。しかし、O田もF川も一応女子なので、女子2人だけを連れて行くというのは例え行き先がうどん屋であろうと私的には御法度なので、教育の一環としてのうどん屋体験の教育補助ということでチンペイ君に同行してもらって、教育の一環なので道中の車内で「讃岐うどんの何たるか、がもうの何たるか」をレクチャーしながら、4人で雨の中をがもうへ行った。

 で、ガモムス兄弟に「教育の一環で学生を連れてきた」旨を伝えて、いずれも「がもうは初めて」という3人があまりの旨さに感激するのを見ながら私もかけ+あげを食べて、今日は教育の一環なので(もうええっちゅうに)「時間いっぱいまで、あと2軒行くぞ」言うてただちに「山とも」へ行ってひやひやを食べ、

田尾「よし、最後は釜あげのつけダシの最高峰の店へ行く。腹一杯でもう食えん、言うてたやつがお代わりまでしたというぐらいの釜あげじゃ」

いうて車内で全員テンションMAXになって「香の香」に行ったら定休日だったという、チンペイに「田尾先生、ほんとに定休日に当たるんですね」と感動させた昼休みであった。

***

 で、午後にインタレストの授業をやって、夕方、予約を入れてあった歯医者に行ったのだが、待合席に座った時、直前の歯磨きをしてないことに気付いた。もちろん朝はちゃんと歯磨きをしているのだが、もう夕方だし、途中でうどん食ってるし…と思いながら待っていると、名前を呼ばれて治療室に案内されてしまった。そこで助手のお姉さんから「痛みはどうですか?」と聞かれたので、私は歯磨きをしていないことをちょっとひねってジョークで伝えようとして、

田尾「痛みは治まりました。治まったんですけど、昼にうどん食ったまま来たんで、歯にネギが挟まってるかもしれん…」

と言って、その場が軽い笑いに包まれるのを待っていたら、お姉さんは表情一つ変えずに、

姉さん「口をゆすいでください」

と言いました。私はジョークをスルーされた痛手を癒すために、「こういうお姉さんこそが信頼できる人だ」と自分に言い聞かせました。昨日はそういう一日でした。
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