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2017年10月の日記
2017年10月16日(月)

 「インタレスト」の締切前作業に苦しんでいるというのに、夕方から選挙カーがうるさい。ほんとにいつも思うんですが、あの「候補者名の連呼」を聞いて「おお、あの人に入れよう」と思う人っているんですかねえ。ちなみに私は「連呼で心を動かされる有権者」じゃないので、私には連呼は全く効果がないぞ(笑)。

***

 まあ、思い起こせば20代の頃は「政治家はみんな自分の利益だけを考えて悪いことをするから、私は悪事に加担したくない」と言って投票に行かないという、今思えば有権者としてあまりに考え不足だった時代もあったし、40代になっても「うるさい連呼を聞いた候補者には絶対入れない」という情けないことを言っていたこともありましたが、50代になってようやく「政治は政党がやるんだ」という真っ当なロジックに到達して、ようやく自分なりに「雑音に流されない投票行動」ができるようになりました。

 つまり、どこかの政党が政権を獲ったら、その政党は当然「党の掲げる政策」を実行に移すわけですね。その時、たいていの場合、党の首脳陣が中心になって具体的な政策を戦略に落とし込んでいき、一方、党内の経験の浅い議員や能力のない議員は戦略立案にはあまり大きく関われず、しかし「裁決の時の頭数(あたまかず)」という役割は果たすことになる…というのが私の大ざっぱな認識です。

 そう考えると、自分の投票判断の材料としては「その政党の掲げる政策」と「政策実行のための戦略」がロジカルに掲げられているかどうかだけを見ればいいので、自分の中で「主張」と「雑音」の区別がつくようになって、新聞やテレビやネットの中の選挙解説や識者のコメントなんかに全然影響されなくなるわけです。

 例えば、「我が党は一貫してぶれない政治をやる」という主張も、「傲慢な安倍一強政治を打倒する!」「安倍政権を許さない!」等の政権攻撃も、「野党は節操がない! あんな政党に政権が任せられますか?」といった野党攻撃も、私には全部ただの雑音になる。すなわち、問題(判断基準)は「一貫してぶれずに何をやるのか?」「政権を打倒して自分たちは何をやるのか?」「野党を潰して自分たちは何をやるのか?」という一点だから、そんなスローガンや主張は「政策」でも「その実行戦略」でもないので全く意味がないからです。

 そもそも、一貫してぶれずに「おかしなこと」をやられたのではたまらないし、政権を打倒して、あるいは野党を潰して「とんでもないこと」をやるような政党にも投票するわけにはいかんでしょう。

 あと、「厳しい戦いの中、命をかけて頑張っております!」とか「どうか、○○をご支援ください!」などという訴えなんか、「そうですか。で、何をやるの?」の一言ですから、「雑音中の雑音」(笑)。

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 …とかいうふうに区別していると、「党の政策とその実行戦略で判断する」という投票行動をとる者にとっては、選挙演説も選挙カーもポスターもチラシも候補者の握手うんぬんも、つまり今行われている「選挙運動(活動)」なるものはいずれも「実行戦略書を伴わない政策のただの目次のようなもの」なので、ほとんど全てが「雑音」に分類されてしまうことになります。さらに、新聞やテレビの選挙報道等もほとんど「雑音」組になるから、見る必要もなくなる。

 では、「党の政策とその実行戦略」は何を見ればいいのでしょうか? 常識で考えれば、各政党が有権者に「政策と実行計画書」を配布(あるいはネットで公開)してくれればいいのですが、恐るべきことに、今の公職選挙法では「政策の目次」程度しか認められておらず、本気で「政策と実行計画書」を有権者に届けようとすると選挙違反になる! 政党が相手を攻撃する時によく「有権者をバカにしている」と言いますが、私に言わせれば、一番有権者をバカにしているのは「公職選挙法」じゃないかと思いますが(笑)。

 そういうわけで、とにかく誰も有権者に「各政党の実行計画書のついた政策」を見せてくれないので、私はそれぞれの政党の首脳陣の顔ぶれ(政権を獲ればその人たちが中心になって政策を実行するわけですから)と、それぞれの政党の過去の実績(政策実行能力)から判断するしかない。日本人は過去の出来事をすぐに忘れると言われる上、何かと物忘れをする年頃にもなってきたので、私はとりあえず、選挙のたびに「各政党が過去に何をやってきたか」と「今の首脳陣のメンタリティが変わってきているのか、あるいは変わってないのか」だけはきちんとチェックするようにしています。

***

 しかしまあ、わかったふうに(讃岐弁で言えば「りこげに」・笑)言うておりますが、冒頭で白状したように、浅はかながらこういう考え(正しいかどうか、異論も出るでしょうけど)に至るまでに何十年もかかっちゃって(笑)。そういう自分の過去を見る限り、一般論としては「やっぱり20代や30代の考えは浅はかやなあ」と思う次第です。私なんか、40代の頃の言動すら、今思えばちょっと恥ずかしいもの。

 でも、今回も選挙権は18歳からなんですよね。前回の選挙前、どこかの高校で先生がレクチャーした後で生徒に各政党の主張を選ばせたら「社民党の主張が一番の支持を集めた」という話を何かの記事で読んだ気がしますが、「政策」というものは「ロジカルに実行可能な戦略」とセットで考える習慣を付けた方がいいと思います…と、こんなことを書いている場合ではないのに、もう午前1時45分(泣)。
2017年10月7日(土)

 金曜日の夜から土曜日の昼前まで、久しぶりに目が腐るほど寝たのに、どうも寝過ぎて今日は一日中体調が悪かったという、「どないやっちゅうねん」という一日であった。ちなみに今日は、

7:30 起床。顔を洗って歯を磨いて新聞読んで…
8:30 二度寝。
11:20 再起床。
12:00 「泉屋」で肉うどんと赤飯おにぎりを食べる。
12:40 「くつわDo」でパソコン開けて仕事。
14:00 家に帰って仕事の続きをして、「讃岐うどん未来遺産プロジェクト」の原稿10本ほどの整理を完了して、ご担当者方々にメールで送る。
19:00 FM香川にごんとH谷川君と谷本ねえさんとK米ディレクターが集合して、『うどラヂ』の収録を3本。
21:10 家内とアップタウンに行ったら牛乳屋さんとクマさんとナベが来てて、あれやこれやと話してたらそのうち牛乳屋さんとクマさんとナベが帰って、そしたら久しぶりにしんちゃんが来て、引き続き11:30まで話をする。
23:40 帰宅。
24:30 風呂から出て再び仕事開始。

という一日であった。しばらく『インタレスト』の編集作業が止まっているが、日曜日中にあと2〜3本他の仕事を片付けて、月曜日から驚くべき集中力を発揮して『インタレスト』に取りかかるという計画だ。長年の私を知る数人のS原とか和DとかS々木とかGとかG乳屋さんとかは「計画だ」というところに大きな不安を感じるであろうが、私は変わった。今や「有言実行」の男である。事実、2日前に「目が腐るほど寝たい」と公言して、わずか2日後の今日、見事に実行したばかりだ。

 自分で言うてて虚しくなってきたので、今日はここまで。
2017年10月5日(木)

 9月30日から数日間にわたって塗炭の苦しみを続けていた案件が今日ようやく片付いたことは、A藤とごんだけが知っている。しかし、その詳細は公表すべきものではないと判断したので伏せておこう。なら、この書き出しすら伏せておけばよいというものだが、この数日間の私の苦しみの状況を見たA藤の「田尾さん、一生立ち泳ぎやなあ」という名言を、A藤が「日記のネタにして」と言うので(笑)、一応ここに記して歴史に残しておくことにする。

 このあたり、「最低限伝えておくべきものは伝えるが、どんなに人に言いたいことがあっても伏せるべき所はグッと我慢して抑える」という、「反射神経だけで情報発信をしている素人さん」とは違うところを見せておかないと、やせてもプロ(我が家は夫婦で痩せてないが)として失格だから(笑)。

***

 というわけで、後期の授業が始まったある日の出来事である。大学の事務から「田尾先生の指導担当学生の一人が後期の履修登録をまだやってないので、必ず登録するように伝えてください」という連絡が来た。

 その学生は専攻が私のメジャー(分野)ではないので、普段は授業でも滅多に会うこともない学生で(大学もそんな学生を私の指導担当に割り振るなよ)、メールで連絡してもほとんど返事も返ってこないやつである。しかし、事は急を要するので、私は一計を案じて、その学生が専攻しているメジャーの学生がよく集まっている事務室に行って、そこにいた事務担当の子に「○○と連絡取れるか?」と尋ねた。すると、事務の子が「あ、LINEですぐ連絡つくと思いますよ」と言うので、私は「すまんけど、コモンズ(うちの大学の学生課みたいな部署)からこういう連絡が来たから、急いで伝えてくれるか?」と頼んだのである。

 そしたら、隣の部屋で私と事務の子のやり取りを聞いていたらしい別の男子学生が、帽子を被って大きなマスクをしたままわざわざこっちにやって来て、いきなり私に「それ(まだ履修登録してないこと)、あいつ知ってますよ」と言ってきた。

 私は、「だから?」とノドまで出かかって、言葉を飲み込んだ。

 目上の人に帽子とマスクをしたまま話しかけるという失礼さと、「面倒くさいことを事務に頼むなよ」みたいなニオイがちょっとする物言いのせいもあったが、それより、「だから?」である。「知っているから、念のための連絡もしないでいい」と言うのか? あるいは、「俺は『あいつが自分で登録していないことを知っている』ということを知っている」と言いたいだけなのか? 

 まあどういうメンタリティから出た発言なのかよくわからないが、とりあえず私はそいつではなくて事務の子に「知っとっても期限までに登録してないんでは意味がないんじゃ。あいつは去年も別の課題で締切が近いのに出してこんから連絡したら、『わかりました』言うたのに、結局出さずに単位を落としたんや。まあ、すまんけど念のために連絡しといてくれ」と言って、事務の子が「わかりました。すぐ連絡しておきます」と言ったので「よろしくね」と言ってその場を去った。

 それから約30分後、事務の子が「連絡取れました」と報告してきたので、「ありがとう」とお礼を言って、とりあえず「連絡する」という使命は果たしたのである。

 それにしてもあの男子学生の反応、あれも「反射神経」なんやろなあ。何かあるとすぐに、「だから?」も「するとどうなる?」も何も考えずにすぐに反応して言葉に出してしまうという…。ツイッターやLINEでやってるのと同じような反応を口にも出してしまうような子が増えてるんやろか。ようわからんけど、私が会社の社長だったら、ああいう子を自分の会社の名前を背負ってユーザーやクライアントの前に出すのは怖すぎて、とても採用できんわ(笑)。まあ、才能があって、教育したら直る見込みがある子だったらいいんだけど。

 いずれにしろ、タウン誌時代からかれこれ35年ぐらい継続して若い子たちを見てきた私には、彼らの思考や言動の習慣がどんどん変わってきているのがかなり鮮明に感じられるのであるが、さてどうしたものか…と無責任な一言でお茶を濁して今日はもう寝る私。あー、塗炭の苦しみを抜けた今、目が腐るぐらい寝たいのに、頭の中のちっちゃいチンペイが文句言うので夜中になっても日記書きよる(笑)。
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